人間関係

嫌味な上司に絶対負けない!ストレスを受け流す対処方法4つ

ネチネチと細かいことまで嫌味を言う上司。

何も悪いことしていないのに、何かと嫌味を言ってくる上司。

こんな嫌味な上司、どの職場でも一人や二人は必ずいるのではないでしょうか。

上司からすれば、嫌味を言って気持ちよくなるのかもしれませんが、聞かされる側からしたらたまったものではありません。

がんばり屋さんでまじめに働いている人ほど、嫌味をまともに受けてストレスを感じてしまいます。

嫌味な言葉を受け流したり、言い返せばいいのですが、いつも上司にやられたまま。

挙句にいつまでも嫌味な言葉が頭から消えない、感情が複雑にぐるぐると回って悩んでしまう、どうにも腹が立って怒りがおさまらない、などなど。

嫌味な言葉で心を傷つけられ、時間をムダにしてしまうのはもったいないです。

今回は嫌味な上司に苦しめられている方のために、ストレスを受け流し、上司の嫌味に負けない対処法についてまとめてみました。

嫌味な上司に負けないために、さっそく見ていきましょう。。

嫌味を言われてストレスを受けたときの心理状態は?


嫌味を言われると私たちの心はひどく傷つきます。

嫌味を言う人たち、特に上司は、何かと因縁をつけます。

それも何の準備もしていないときを狙って嫌味を言い、反応を見て内心喜んでいるのです。最低なヤツです。

嫌味を言われたときに抱く感情はとても複雑ですね。

理不尽な言葉を聞くと苛立ったり、怒ったり、悲しんだり、悔しんだり、あまりの辛さにやりきれなくなります。

「言い返せない自分が情けない」「そこまで自分が悪かったのだろうか」と考え出すと、本当なら考えなくてもいいのに自分を責めたり罪悪感を持ったりします。

まして上司です。相手を責めたら自分がどうなるかと考えると心配になりますね。

感情が複雑に絡み合って自分でどうしたらよいのか分からなくなります。

しかし、この心理状態でいると私たちは冷静に物事を判断できなくなります。

下手に言い返したら事態がややこしくなります。

自分が本当に悪いかどうかはもう少し落ち着いてからゆっくり考えたほうがよさそうです。

とりあえず、嫌味を言われてモヤモヤした心理状態を何とかしないといけません。

嫌味を言われたときまず最初にすること

耳をふさぐ

嫌味を言われたとき脳の中はモヤモヤ、ムカムカがいっぱいの心理状態です。

こんな心理状態だと、頭が混乱して自分の気持ちが分からなくなってしまいます。

モヤモヤするのは人間として当たり前のことで、大丈夫です。

嫌味を言われたときまず最初にすることは「自分は今混乱しているんだ、モヤモヤは当たり前なんだ」と自分に言い聞かせることです。

簡単なことですが、まずこれだけ言い聞かせただけで気持ちが落ち着きます。

私たちは自分の心の中にある感情をひとつひとつ明確に自覚すれば、頭の中が整理できて落ち着きます。

でも上司から嫌味を言われた直後ではそんな余裕がありませんね。

ですから「自分は今混乱しているんだ、モヤモヤは当たり前なんだ」と言い聞かせることです。

上司の嫌味対策方法の基本心構えです。これをいつも忘れないでおきます。

実は上司は誠実でまじめな人を狙って嫌味を言うのです。

まじめに受け止めて悩んでいるのを見て気持ちよくなっているだけなのです。

すごく悔しいですね。

では、憎らしい上司の嫌味の対応策について見ていきましょう。

上司の嫌味とストレスを受け流す対処法

とっさに嫌味を言われたときに、どう対応したらよいか分からない方のための対処方法です。

しかし上司と対立したり、歯向かったりという対処方法ではありません。

勇気をもって大人の対応で上司の嫌味と向き合う方法です。

上司の嫌味を受け流す1.ニッコリ笑い返す

笑う女性

嫌味な上司はあなたの傷つく顔を見て心のなかで喜んでいます。

そこで相手の期待に応えない作戦に出ましょう。

方法はいたって簡単。

「黙ってニッコリ笑い返す」だけです。

この方法をされると上司の予想した通りになりません。上司の期待は裏切られます。

人は予想外の出来事が起きると動揺します。

傷つけようと思っていた人に笑い返されるのですから、上司の頭の中が混乱します。

ただし注意点があります。

困った作り笑顔の表情をすると、相手の思うつぼにはまります。

「そんなこと言われても、私は何も感じませんよ」との意思表示が大切です。

この意思表示がはっきり上司に伝わる笑顔で、ポジティブパワー全開で相手の狙いを吹き飛ばしましょう。

上司の嫌味を受け流す2.嫌味にはオウム返しで攻撃

オウム

上司の嫌味をそのまま受け流すだけではイヤ!と思っているのなら、嫌味や皮肉の上手な返し方があります。

上司が嫌味を言ってきたらオウム返しで攻撃します。

ただし上司の嫌味に対して喧嘩腰になったり、感情的にはなりません。

さらに上司の言葉を否定したり、必要もないのにこちらから上司に謝まったりしないことです。

ひたすら淡々とオウム返しの言葉を話すだけ。

深く考える必要はありません。上司だってそんなに深く考えていないのです。

そんな上司の言葉に傷ついていては、体がいくつあっても足りません。

なぜオウム返しが効果的なのか?

嫌味でトゲのある言葉が、ブーメランのようにそっくり上司に返ってきて不愉快になるからです。

嫌味を言ったつもりが、自分にはね返ってくるのですから、いい気味です。

上司の嫌味に対応してうまくオウム返しができないときは

最初からうまくできないと思ったら、この言葉を使うだけでも効果があります。

そうですか

なるほど

この言葉を機械的に繰り返して使います。

オウム返しをしていると嫌味な上司はやりにくく感じます。

嫌味な上司を気持ちよくさせない作戦でをとりましょう。

上司の嫌味を受け流す3.上司の言葉を愉快なアニメキャラの声に変換する

ロボット

よくある嫌味な上司には、本当に何の悪気もなく口から出てしまう人もいるのです。嫌味や皮肉を付け加えて喋るんですね。

しかしこんな嫌味や皮肉にひるむと、自分の精神衛生上よくありません。

嫌味を言われてカチンときときは、まず深呼吸です。

次に頭の中で上司の言った言葉を笑えるアニメキャラが話したと妄想します。

上司がアニメキャラになったと想像して頭の中で復唱してみましょう。

ミッキーマウス? ドナルドダック? ドラえもん?

鬼太郎の目玉おやじの声なんてのも笑えます。

他にも笑える声のキャラクターがありますね。

上司の言葉をアニメキャラに変換してクスッと笑えたなら、もう大丈夫です。

上司の嫌味を受け流す4.攻撃対象から外れる

逃げる

私の好きなアドラー心理学では、嫌味な上司のような人を「勇気くじきの人」といっています。

本当なら上司は職場内に活力を与える役割があるのに、活力をうばい取る方に力を注いでいるんです。

本当にアホかと思いますよね。やる気を失わせています。

こんな人に振り回されて勇気をくじかれている場合ではありません。

上司の嫌味や皮肉を延々と聞かされていると、こんな気持ちになりますね。

「どうしてあんな言い方をするんだ」

「なんで上司はあんな性格なんだ」

しかし、他人を変えることはできないと思ってください。

さらに他人のために自分を変える必要はないんだと考えてください。

世の中にはどうしても好きになれない人、相性の悪い人、ろくでもないことを言う人、自分と正反対の価値観を持つ人がいます。

特に仲良くする必要もないし、仲間に加わらなくても大丈夫です。

不快に感じる相手と距離をおく必要があります。

上司とは仕事上関係を切ることができませんので、相手との精神的な距離をずっと遠くに置きましょう。

心の中に上司とのバリアをはってしまう感覚です。

さらにこれまでご説明してきた方法を追加して対応します。

ニッコリ笑う

嫌味にはオウム返しでお返し

「そうですか」「なるほど」の返事の連発

これらを使って嫌味な上司の攻撃対象にならないよう心がけます。

上司を気持ちよくさせないことがポイントです。

無理に好かれようとするる必要はありません。

相手が喜びそうなリアクションも不要です。

 

まとめ・嫌味な上司に負けない!ストレスを受け流す対処方法

いかがでしたでしょうか。

今回は嫌味な上司に負けない、ストレスを受け流す対処方法をご紹介してきました。

まずは上司の嫌味で心が動揺しないよう、自分の心をコントロールすることを考えてください。

そのためには、自分の心の状況を正しく認識できるかです。

次に冷静な気持ちで、紹介してきた対処方法を上司に対して行動しましょう。

今回ご紹介した対処方法はそれほど難しくありません。

ちょっと勇気を出して、一歩前に踏み出してみましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

心理学は人生のスパイス

私も嫌味な上司に苦しめられました。

不動産会社の社長でした。

とにかく働いている間はこの上司の下で働くしかありません。

ちょっとでもできないとガミガミとどなり、成績が上がらないと嫌味タラタラでした。

そのうえ人の行動の一つ一つを見ていて、社員全員の前で私の欠点をあげつらいます。

本当に最悪の上司でした。

その頃、心理学のことを学んでいたらもっとラクにできただろうなあと思います。

心理学を知っていたら人生を楽しくできたのに・・・

それを知らなかった私はストレスで精神的に参ってしまい最終的にその会社を辞めました。

これが原因で働けなくなりました。

働きたい、でも働くのがいやだという気持ちがずっと長く続きました。

そんなとき、私はメンターに出会い、メンターのセミナーに参加していくことで私の生きる道が変わりはじめます。

初めてメンターと面談した時「ブレーキもアクセルも同時に踏んでいるから前に進めませんよ」とのアドバイスがありました。

働きたくても働けないというのはこのことだったんですね。

他にも両親と同居したままでは、両親からエネルギーを抜かれてやる気が出ませんから、一人で別に生活しなさいとも。

「やりたかったことを1年間やってみたっていいじゃないですか」ともアドバイスされました。

一人で生活を始めて自分のやりたかったこと(旅行や趣味など)をして1年が過ぎました。

時間はかかりましたがエネルギーが充電されてきたと思います。

すこしずつ歩く道が見えてきました。

この出会いがなかったら、まだ深い闇の中をさまよっていたかもしれません。




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