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無料、タダに釣られると失敗する?私が体験から学んだ教訓3つ

無料、ただ

世の中、いろんなタダや無料であふれていると思いますよね。

ネットの無料アプリ。
街頭でタダで配られるティッシュ。
無料お試しの健康食品やサプリ。
スーパーやデパ地下の試食品。

これらはすべて「使ったり、食べたりしないと良さが分かってもらえない」と売り手が考えて行っているマーケティングという手法なんです。みなさんご存知でしたか?

でも無料といっても、無料では済まなくなってしまうことがあります。
まあ、ちょっとした金額ならあきらめもつくでしょう。

でも、使いもしないのに毎月定期的に天引きされたり、大きなお金が動いてしまったりすると考えものですね。

もちろん自分が納得して支払うのなら何も問題がないのですが、何が何だか分からないうちにお金を使っているのなら、ちょっと立ち止まって考えてみてもらいたいのですね。

そこにはお金を使うときの心理状態と、普段のお金の使い方に問題があるかもしれないからです。

そこで今回は、無料、タダに釣られると失敗する?私が体験から学んだ教訓という内容で、無料、タダに釣られてしまった私の体験とそこから得られた教訓をご紹介していきたいと思います。

いつも気がつくとお金が足りなくなってしまう、という方のご参考にしていただきましたら幸いです。

ちょっとお付き合いくださいね。

無料、タダ、乗馬クラブ無料体験との出会い

これは私が、仙台に来てから10か月目に起きたタダ、無料で失敗してしまった事件です。

仙台に来て10か月も過ぎてくると、街にもだんだんと慣れ、知り合いもでき、毎日が楽しく過ごせるようになってきました。いわゆる「リア充」です。時間があると旅行に出かけたり、美味しいものを食べたり、趣味の幅を広げたりと充実してきました。

こんな風に楽しみが増えてくると、さらにもっと楽しいことがないだろうかと考えるようになります。そんなとき、仙台市内のアーケードで珍しいものを見つけました。

アーケードの通りを歩いていると、ちょっとその場には似つかわしくないモノがいたのです。それは本物の「馬」でした。

「え?なんでこんな所に馬がいるの?」

よく見ると、競走馬のような大型の馬ではなく、ずっと小さくてずんぐりむっくりした小馬です。

「へえ、珍しいなあ」

私が立ち止まって見ていると、カウボーイハットをかぶったお姉さんが、親しげに声をかけてきました。

「どうですか~カワイイでしょ。これ道産子(どさんこ)っていう種類の馬なんですよ。お時間があったら、どうぞゆっくり見ていってくださいね」

さらにお姉さんはこのように話しました。

「今ちょうどキャンペーンしてるんです。無料で乗馬ができるんですよ、タダですよ!」

私は「無料、タダ」という言葉にピクッと反応しました。好奇心がムクムクと湧いてきたのです。

「そういえば乗馬したことなかったな。何年も前に那須どうぶつ王国に家族で行って、そのとき子どもたちを馬に乗せたっけ。あのときは子どもしか乗れなくて、残念だったなあ」

このように思い始めるともう止まりません。つい好奇心からフラフラと、そのお姉さんの言うとおり乗馬の無料体験に申し込みをしてしまいました。

無料、タダから得た教訓1.私は刺激病!

火花

刺激病とは、私のメンター 全(くろさわ・ぜん)先生が名付けた言葉です。

刺激病とは、刺激を求めてどこまでも突き進んでしまうこと、刺激の楽しさに目を奪われて物事の本質が見えなくなってしまうことを言い、刺激を求めすぎて、やがて疲れ果てて燃え尽きてしまいます。

私はちょうどその頃、何をやっても順調な時期で、楽しくて楽しくて、バラ色のような日々で、何でも自分はできるんだ、という万能感という慢心がありました。

気が大きくなっているので考えが甘くなってしまいます。でもやりすぎなので、次第に手が回らなくなってきて、次に自分ではどうにもならなくなり、最後は燃え尽きてしまうのです。

今回私は燃え尽きてしまった症状として「夏風邪」にかかってしまいました。それも1週間寝込んでしまう形で現れました。いままで、夏風邪なんて一度もひいたことがないのです。

先生に相談したら「それは刺激病ですよ、やりすぎです」とハッキリ指摘されました。

まだまだ乗馬体験は続きます。引き続きご覧ください。

無料、タダの乗馬体験、乗馬クラブへ

私が体験した乗馬クラブは仙台市の北部にあります。地下鉄の終着駅から専用の無料循環バスに乗り、30分ぐらい行ったところです。そこは街の喧騒から離れた、緑豊かなニュータウンの一角にあり、隣がゴルフ場になっているとても広大な敷地の中にありました。

乗馬クラブの立派なクラブハウスに入って受付をすると、元気のいい若い女性がやってきました。この女性が本日の私の指導員だそうです。

「こんにちは!小島さん。本日は無料体験の申し込みありがとうございます。どうぞよろしくお願いします」

明るく応対されるとうれしいものですね。ついニコニコしちゃいました。あっ!若くてかわいらしい女性だったこともありますね(笑)

乗馬するにはまず、ヘルメット、安全ベスト、手袋、乗馬用ブーツ、という安全のための装備を身に着ける必要があります。

「この装備はレンタル品なんですね。レンタル代と、それから万が一のために保険にも入っておきましょうか」

あれれ、なんだ?無料だ、タダだって言ってたのに?と思いましたが、ここまで準備をしてしまったら、あとには引けません。

「まあ、乗馬体験が無料なんだから、まっいいか」と気を取り直しました。

乗馬体験

敷地内には、馬が飼われている厩舎がずらっと並んでいます。中にはたくさんの馬がいます。指導員の女性に連れられて、私は乗馬体験する馬の前までやってきました。

馬は間近で見ると本当に大きいですね。長い顔で、頭のてっぺんの三角の耳がチョコチョコと動き、大きな目玉でこちらをじっと見つめています。その目は澄んでいて優しいですね。また馬の身体は筋肉質で、毛並みがつやつやして美しいです。

「馬は本来おとなしい生き物なんです。馬の首をポンポン叩いてあげると喜びます。暴れないからやってみてください」

さらに女性の指導員から、馬につける装備の説明を聞き、いよいよ乗馬のため馬場まで行くことになりました。馬の手綱を引いて馬場まで連れて行きます。馬は私が手綱を軽く引いただけで、おとなしく私に付いてきましたが、私はおっかなびっくりです。

「馬の足は早いですからひかれないように気を付けてくださいね」と指導員から言われたからです。

馬乗馬

鞍にまたがるのも一苦労です。馬の背の高さが、ほぼ人間の目の高さにあるので簡単に乗れません。馬のわきに踏み台を置いて、鞍に足をかけて「よいしょっ」と掛け声をかけながら馬にまたがりました。馬の背に乗ると、人間の背の2倍ぐらいの高さになるのでちょっと怖いですね。

さあ乗馬が始まりました。馬が歩くとそれに合わせて馬の背中がぐにゃりぐにゃりと曲がるので、乗っている私は前後左右に動いてバランスを崩しそうになります。自分の脚で馬のお腹をはさんで身体を支えるのですが、馬上で姿勢を保つのはとても難しかったです。

「この馬はおとなしいんですよ。初めて乗馬をする人向けの馬なんです。優しくて人の気持ちが分かるようなんです」と女性指導員は話していました。

乗馬時間はあっという間でした。30分ぐらいだったでしょうか。

馬はおとなしく言うことを聞いてくれるし、馬に乗ったときの視界がいつもとは違っていて新鮮に感じました。

体験が終わり再びクラブハウスまで戻ってくると、女性の指導員が手に持っていたのは「乗馬クラブの入会案内」でした。

「あれ、もしかして、やっぱりコレって入会の勧誘だよね」

この女性の指導員のペースで入会案内の話がドンドン進んでいきます。乗馬の素晴らしさ、このクラブの設備が良いこと、楽しい乗馬生活などを次々と楽しそうに説明していきます。

馬場

乗馬体験が楽しかったこともありました。またこの女性の指導員の元気で楽しそうな説明を聞いているうちに、自分が乗馬クラブで生き生きとして乗馬をしている姿を思い浮かべてしまって、乗馬をやってみたら自分のためになるかなと次第に思ってきたのです。

ちなみに乗馬クラブでは入会までの内訳はこのようになります。

  • 入会金
  • 毎月会費
  • 1回ごとの乗馬料金
  • 1回ごとのスポーツ保険
  • テキスト代
  • レンタル装備(ヘルメット・ベスト・ブーツ)
  • 乗馬用手袋

平日会員の入会金で約8万円、毎月会費が1万6千円、乗馬料金1千600円とのことでした。

ただし、これだけでは済みません。

自分専用の乗馬の装備を購入すると総額で10万円以上するんだそうで、さすがにそこまでは無理だと思いました。

でも熱心に勧誘されるので断りづらくなってしまい、つい「入会します」って言っちゃったんです。

無料、タダから得た教訓2.返報性の原理

手と手

私が乗馬の無料体験から、入会を断れなかったのには理由があります。

それは心理学の「返報性の原理」という、これは、人が何かをもらったら返さないといけないという心理が働いたからなのです。

スーパーやデパ地下などの食品売り場で試食品を勧められたとき、買わないといけないような気持ちになりますよね。

私が女性の指導員の強力な勧誘を断りきれずに、入会してしまったのは、「返報性の原理」が私の中で働いたからだったのです。

まだまだ乗馬体験には続きがあります。

無料、タダの乗馬体験、乗馬クラブ入会後

何となく始めた乗馬でしたが、2回目まではよかったものの、3回目あたりで飽きてしまったのです。

  • この先ずっと乗馬を続けたほうがいいのか?
  • ここのクラブに来るまでの遠すぎる、時間もかかる、やっぱり面倒だ
  • コレだけ出費している割には、自分に何のメリットがあるのか分からない

ハッキリ言って続けていてもしょうがないと思うようになりました。

やめてしまうのなら、できるだけ早く決断したほうがいいと思いました。入会してから1か月以内の退会なら入会金などが戻ってくるのです。

その日のうちに乗馬クラブに電話してみると、退会しないようにやっぱり引き留めてきました。

「小島さん、残念です。やめちゃうんですか。」
「せっかく始めたんですから、もう少し頑張ってみませんか」
「もし今続けられないのなら、休会制度もあるんですよ」

私を思いとどまらせようと必死に食い下がりますが、できませんときっぱり告げました。

電話で何度もこんな押し問答をしているうちに無理だと諦めたのでしょう、後日乗馬クラブで退会の手続きをすることになりました。

clubhouse

後日再び、乗馬クラブに退会手続きのために出向きました。

何となく重い気分です。クラブに行ったら再び「退会しないで続けましょうよ」と説得されるのではないかと心配していたからです。

クラブハウスの受付で声をかけると「あちらの席でお待ち下さい」とのこと。

「ああ、大丈夫かな」と心配しながら待っていると、経理担当の女性が出てきて、退会処理をテキパキとこなしていきました。

「よかった。心配して損したな」

きちんとした乗馬クラブだったようで、対応はきちんとしていました。

ただテキスト代やこれまで乗馬クラブに通った分は戻ってきませんでしたが、入会金の約8万円と乗馬券の代金が戻ってきました。

無料、タダから得た教訓3.プロスペクト理論とコンコルド効果

お金が飛んでいく

人は、損失を特に嫌う心理があって、これをプロスペクト理論といいます。

私の場合は、無料やタダという権利をムダにしてしまうこと、つまり損することを嫌ったのですね。

でもよく考えてみると、無料やタダといってもその権利は使わなくても全然損をしたことにはならないのです。

もともと自分には関係がなかったのですから、損失ではないのですね。かえって無料体験に釣られてしまったことで、無料体験以上の出費をしてしまいました。

さらにコンコルド効果とは「支払ってしまった費用が頭に残っていると、もったいないと思っていつまでもやめられない」ことをいいます。

今回の乗馬体験ではコンコルド効果で私が困ることはありませんでしたが、もし興味がないのに私がそのまま乗馬クラブに在籍していたら、毎月の会費は支払っていたでしょうし、たとえ休会手続きをとっても休会会費を支払うことになったでしょう。

興味がなくなったのなら、これまで支払ったお金にこだわらずに諦めてしまった方がいいのです。無駄なお金を払わなくてもいいのです。

無料、タダの乗馬体験ってダメなの?

これまで無料乗馬体験について、ずっと述べてきましたが、私がここで声を大にして言いたいことがあります。

それは「乗馬クラブは特別悪くない」ということです。

乗馬を体験してみて思ったのは、馬と人とのふれあいは素敵だなということと、こんな緑いっぱいの場所でゆったりとした時間を過ごせるのは精神衛生上によいことなので、乗馬クラブに問題があるとは思わないのです。

ですから、時間とお金に余裕があるのなら、ぜひ乗馬をしてみてもいいんじゃないかと思うのですね。

今回の問題は、無料とかタダにつられて、ついホイホイ行ってしまった私の方に問題があると思うのです

そういえば、ことわざにもありましたね。「タダより高いものはない」っていうのが。

まとめ・無料、タダに釣られると失敗する?私が体験から学んだ教訓3つ

いかがでしたでしょうか。

ちまたのどこにでも見られる、無料、タダの数々。

ただし無料では終わらないのが実情です。

わずかな金額ならあきらめもつきますが、大きくお金が動くようなものは、本当に自分が必要とするものかどうか、よく考えて判断することですね。

売り手は、さまざまな心理効果を使って私たちを狙っています。

今回はこのような心理効果で私が釣られてしまいました。

  1. 刺激病
  2. 返報性の原理
  3. プロスペクト理論とコンコルド効果

もしこんな場面に出会ってしまったら、慌てずにゆっくりと深呼吸して、この無料やタダはどんな意味があるのか頭をクリアにして考えてみたほうがいいです。

それに、売り手は断られることだってちゃんと念頭に置いてますから、断って大丈夫だろうかなどと心配しなくても大丈夫なんです。

私の乗馬クラブだって、最後はキチンと退会処理を受け付けてくれましたしね。

でも本当なら、始めから関わらないことなのです。

退会処理まで余計な時間をかけましたし、ちょっと嫌な気持ちにもなりました。

今回は、無料、タダに釣られると失敗する?私が体験から学んだ教訓という内容で、無料、タダに釣られてしまった私の体験とそこから得られた教訓をご紹介してきました。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

心理学は毎日を生きる知恵・心の波を穏やかに

私のメンターが次のようなお金にまつわる言葉を話しています。

「お金を使うときには、それが消費なのか投資なのかを考えて使いましょう」

消費は、お金をただ使ってしまうことで、そこからは何も返ってきません。

またメンター言う投資とは、株投資とか、FXとか、金投資などの意味ではなく、自分の成長の肥やしになる投資をしましょうということです。

健康に気をつかうためとか、食べ物に注意するためとか、人のお役に立つようにお金を使うことも投資なんだそうです。

ちなみに私の今回の無料の乗馬体験で出費したことは、ただの消費になってしまいました。

しかしまだ望みがあります。この出費がすべて消費となってしまないようにするには、私の体験を正直に話して、みなさんにシェアすることだと思うのですね。

みなさんがこの記事を読んでいただいて、同じような失敗をしなくなれば、私の出費は消費でなく私の投資になります。

本当にマーケティングとは怖ろしいもので、私たちは簡単に誘惑されてしまいます。

気を付けないといけませんね。

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