生き方

辛い過去に苦しむあなたへ。過去の呪いから解放されるためには

過去からの解放

これまで辛い過去を背負って苦しんでいるあなたへ。

いつも辛い過去を思い出して身もだえするほど苦しんでいませんか。

誰にも言えなくてずっと心の底に閉じ込めているのが本当に辛い。

これが全部なくなってしまったらいいのに。

こんなふうにお考えになっているのかもしれませんね。

私の経験がお役に立つかどうか分かりませんが、私の実践した方法、つまり過去の呪いから解放される方法をご紹介したいと思うのです。

ちょっとのお時間ですけど、お付き合いいただけましたら幸いです。

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アドラーの「幸せになる勇気」

今回はアドラー関連の書籍「幸せになる勇気」の引用からスタートします。

人間は誰もが「わたし」という物語の編纂者であり、その過去は「いまのわたし」の正統性を証明すべく、自由自在に書き換えられていくのです。

・・(中略)・・

人は、過去に起こった膨大な出来事のなかから、いまの「目的」に合致する出来事だけを選択し、意味づけをほどこし、自らの記憶としている。逆にいうと、いまの「目的」に反する出来事は消去するのです。

(「幸せになる勇気」より引用)

最近脳科学の研究が進み、脳の中でどのように記憶がされているのかが解明されるようになってきました。

実際に最近の脳科学の研究によると、本当にアドラーが言っているように記憶されているそうですよ。

それを考える上で参考になる私自身の体験があります。

辛い過去の記憶、実は自分の都合で作られた過去

鳥羽水族館周辺

30年も前になりますが、かつて私が勤めた会社の仲間数人で旅行をしたことがあります。

とても楽しいイベントでした。

最近30年ぶりにこのときの全員と再会する機会があり、この旅行の話が出たのですが、思い出の内容がそれぞれ各人で違っていたのです。

同じ出来事に対して、それぞれが違う見方をしていたり、記憶が全く違っていたりしていて、とても興味深く感じました。

つまり、それぞれ自分の都合で記憶を勝手に変えていると分かったのです。

ですから、自分の苦しんでいる辛い過去も、本当の過去とは違っているかもしれません。

つまり辛い過去だって「自分の都合で作られた過去」かもしれないっていうことなんです。

辛い過去は消せない

消去できない

辛い過去の記憶は心理学的見地から言っても次のような特徴があります。

  • なかったことにしてしまうことができない
  • 忘れてしまうことができない
  • ずっと受け入れられない

しかしこの事実に目をそむけている人が少なからずいるのです。

  • いつか時間が経てば癒やされるはずだ
  • いつか受け入れられるようになるはずだ
  • いつか忘れられるはずだ

心の傷が深い人の中には、このように考えて頑張ってしまう人が多いようです。

しかし、このように考えているといつまでも過去の呪いから解放されません。

かつての私もそうでした。

この方法では絶対に消えないのです。

かえって精神的な苦痛が大きくなってしまいました。

この方法には無理があります。

辛い過去を忘れようとするほど、過去が強化される

忘れよう、受け入れられる、癒されると願いつつも、同時に過去の辛い記憶を何度も何度も繰り返し思い出してしまうからなのです。

過去の辛い記憶を繰り返し思い出していると、脳の中では、辛い過去の記憶が強くなったり、その記憶に接続しやすくなったりするのです。

そして何かちょっとした情報や刺激があるだけで、過去の記憶に無意識に接続してしまい、そのときの感情に引きずり回されてしまいます。

この言葉をぜひ心の中で唱えてみてください。

「自分の辛い過去を思い出すことで、自分を傷つけて気持ちよくなっている。」

いかがでしょうか?

自分はこんなことはしていないと否定するかもしれません。

でもこれが「真実」です。

自分にも同じ経験があるのでよくわかります。

過去、自分を傷つけて気持ちよくなっていたんだとつくづく実感しています。

人間ってなぜか自分を傷つけたがるんですね。

身体を傷付けてしまう人もいますが、自分自身で心を傷つけてしまうのです。

私もこれまでずいぶん自分を傷つけてきました。

自分の決めた基準に到達できないと、自分に対して「どうしてできないんだ」「お前はだめなヤツだ」と自分自身を激しくジャッジしてきました。

完璧主義な性格というのが災いしています。、絶対にうまくできないとダメだと自分を叩きのめしてました。

そしてずっと前にしでかした失敗を思い出しては辛かった感情にひたりきり、「なんであのときあんなことをしたんだろう」「なんて自分はダメなんだ」「どうして自分はできないんだ」と責めてきました。

小学校、中学校、高校、大学、考えてみればず〜っと辛かった過去の記憶ばかり思い出しては、自分を責めていました。

結婚して子どもが生まれたものの、やがて夫婦仲が悪くなり離婚したことから、楽しそうな家族連れを見てしまうと、自分の過去の記憶に接続してそのときの自分の感情を思い出して苦しくなったこともありました。

大人になって仕事が合わなくて何度も仕事を辞めてきた経験から、人々が働きに出ていく様子を見ると、働いていない自分を責めてしまうなんてこともありました。

辛い過去・記憶との接続を遮断するには

踏切

私はずっと過去の辛い記憶に苦しんできました。

あるとき私が相談した方から、「過去の記憶との接続を遮断する」ことを勧められました。

これは私が出会った中で最も究極の人生を乗り換える方法だと思います。

  • なかったことにするのでもなく
  • 忘れるのでもなく
  • 受け入れるでもなく

これまでとは違ったアプローチです。

その時の相談者のアドバイスとはこのような内容でした。

  • 「過去にこだわるよりこれから先の未来を見る」
  • 「過去を見たままで後ろ向きに歩くから転んでしまう」
  • 「前を向いて歩けば新しいチャンスに出会える」

最大のポイントは「辛い過去を思い出さない」と心に決めてしまうことでした。

忘れよう、消し去ろうとすればするほど、忘れたい消し去りたい過去を思い出してしまうのです。

とにもかくにも「辛い過去を思い出さない」と決めてしまうのです。

辛い過去を思い出さないためにする行動とは

1.辛い過去を思い出すようなモノの処分

ごみ箱に捨てる

もしあなたの家の中、周囲の環境が、辛い過去を思い出すモノばかりで埋めつくされているのでしたら、絶対に処分すべきです。

これは私も実際に体験しています。そして上手くいきました。

これまで役に立たないようなものまで大事に家の中に保管していましたが、辛い思い出に関係するならすべて処分しました。

モノを見ただけで辛い記憶を思い起こすのですから、始めからないほうがよいのです。

そうすれば辛い過去との接続が確実に少なくなっていきます。

2.辛い過去を思い出すような場所を離れる

あなたの住んでいる場所や環境が辛い過去を思い出してしまうのなら、いっそのこと全く違う環境に飛び込んでしまいましょう。

私は生まれてからずっと同じ地域で生活してきました。しかしこの環境にいるとどうしても辛い記憶が出てきてしまいます。

いろいろな関わりのある人たちが私の辛い過去を思い起こす原因となってしまうのです。

私はこれまで全く関係のない見ず知らずの土地でしたが、これまでの人間関係の面倒なしがらみがないので自由な気持ちになりました。

人間関係をリセットしてしまいましょう。

3.辛い思い出をしなくなるための相談者を探す

自分ひとりでなんでも全てやりこなそうとすると、かなりの精神力が必要となります。

それに、自分が今どの道を歩いているのか分からなくなり、道に迷ってかえってひどい事になったりします。

こんな時自分の気持ちに寄り添える相談者がいれば自分の方向がズレていないか、自分が望まない方法に向かっていないかを教えてくれます。

私の場合は、幸いにもこんな相談者に出会ったおかげで、ドブにハマらずに済みました。

さらにその相談者は一人とは限りません。

自分の心の状況で相談者のレベルがどんどんアップしていきます。

あまり一人の相談者にこだわり続けない方がよいと思います。

自分はいつでも成長できると信じる

気持ちスッキリ

私は今でも、過去からの解放、離脱をテーマに現在も進化し続けています。

その根底には、いつでも成長できると自分自身に確信を持ち続けることが大事だと思っています。

不安を感じるのは仕方がありません。

それは人間が本能的に持っている感情ですから。

でもそれを少しでも乗り越えてみないと前に進めないんです。

自分の視界が低い位置にあったなら周りが見通せませんが、ちょっとでも上に視界を上げていけばいろんなことが見えてくるんです。

新しい経験をどんどんしていきましょう。

そうすればいつでも成長できるんです。

過去の呪いから解放されましょう。

過去に振り回されて生きるなんて凄くつまらないじゃないですか。

自分の方から過去に向き合わなければいいんです。

まとめ・辛い過去に苦しむあなたへ。過去の呪いから解放されましょう

いかがでしたでしょうか。

ただ覚えておいてもらいたいことは、過去の記憶に縛られるよりも、これから先の将来を見てほしいのです。

まだそんな気持ちにならないかもしれません。

そうですね。ちょっと前の私がそうでした。

 

でもそれは時間をかけてゆっくりと解決していくものです。

ですからあまり心配しないでくださいね。




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