生き方

劣等感で苦しい時の克服法|自分を変える9つの習慣

劣等感

同僚はすごくできるのに自分はぜんぜんダメだ。

周りの人がすごすぎて自分は小さくなってしまう。

仕事に行くのが辛くて朝起きたくない。

劣等感をいつも感じていると毎日がつらくて仕事をやめたい、環境に耐えられないと思ってしまうこともあります。

ただ思い悩むのは苦しいだけですね。

劣等感がなくなればもっとラクになるはずですよね。

もし難しいことをしたりせず、劣等感を克服して自分が望むようになれる方法があるのなら、やってみようと思いませんか。

毎日習慣にしていくことで劣等感を克服ができる方法があります。

今回は「劣等感で苦しいとき、克服するために毎日行う習慣」についてご紹介したいと思います。

苦しい劣等感を克服するには1.自分の誇れる特技を磨く

特技は料理

劣等感を感じるとき、自分に自信がなくてつらい思いをしていませんか。

自分に自信をつけるためには周りに自慢できる特技を見つけましょう。

その特技をレベルアップすれば劣等感を感じることが減ってきます。

自分はある分野ではできないけど、この分野ではほかの誰にも負けないという特技があれば、自分に自信がついてきます。

自分はこれにこだわりがある、これをしていると楽しい、これをしていると時間を忘れる、というものが特技になるヒントです。

探すのに多少時間はかかるかもしれませんが、必ず何かは特技となる原石を自分の中に持ち合わせています。

それを見つけて自分の特技の原石を磨きましょう。

自分の誇れる特技に磨きをかけていけば劣等感を抱かなくなります。

特技の原石を磨くには努力が必要ですが、自分の好きな分野ならつらくないはずです。

自分の誇れる特技を持てば劣等感が克服できます。

苦しい劣等感を克服するには2.自分の長所を探す

オッケー

劣等感を感じているとき、自分が嫌いだと考えてつらくなりませんか。

他人と比べて自分は仕事ができない、話すのが下手だ、能力がないなどと考えてしまいますね。

他人と比べてしまうのは過去に比較されて生きてきたからなのです。

他の人と比べるとここが悪い、他の人よりできないから頑張れと言われ続けてきました。

そのため比較することを無意識に身に着けてしまったのです。

自分と他人を比較して自分が劣っていると自分自身を責めてしまいます。

他人と比較するのをこの際やめてみませんか。

今自分が持っている長所を探してみましょう。

長所は必ずあります。

ずっと短所だと思っていたことが、見方を変えたら長所に生まれ変わったりします。

短所が長所になる例です。

  • あきっぽい  → 好奇心旺盛
  • あきらめが悪い→ チャレンジ精神豊富
  • あわてんぼう → 行動的
  • 意見が言えない→ 人を認める
  • おこりっぽい → 素直、情熱的
  • おっとりした → 話をよく聞く
  • おとなしい  → おだやか
  • 面白みがない → まじめ
  • 変わっている → 個性的
  • 気が弱い   → 感受性が高い
  • 口下手    → 自分の世界がある
  • 暗い感じ   → 物事に集中できる
  • ことわれない → やさしい
  • 自分がない  → 譲り合う
  • 地味な    → ひかえめ
  • ネクラな   → 思慮深い
  • 人付きあい下手→こまやかな心配りが上手
  • 人に合わせる → 人と仲良くできる
  • 人をうらやむ → 成長意欲がある
  • 周りを気にする→ 人に気を配れる
  • 無口な    → おだやか
  • 目立たない  → 人に合わせられる
  • よく考えない → 直感で動ける

いかがでしょうか。あてはまるものがありましたか。

わからないときは自分の身近な人に聞いてみるとかしてみて、よいところを探してみてください。

その長所を紙に書いて眺めてみましょう。

眺めているうちに自分が好きになってきます。

自分が好きになれば自然と劣等感がなくなって克服できますきます。

苦しい劣等感を克服するには3.ポジティブになる

ガッツポーズ

劣等感を感じているとき、ネガティブ思考になっていませんか。

ネガティブ思考はやめてもっとポジティブ思考になりましょう。

まず前向きな言葉を使ってポジティブシンキングをしましょう。

ネガティブな言葉をポジティブにした例です。

  • 憂鬱な朝 →清々しい朝
  • 好きでもない仕事→好きなところもある仕事
  • 難しい仕事→挑戦すると新しく学べる仕事
  • 苦手な上司→不器用でも仕事はできる上司

物事の見方を変えば良い面が見えるようになります。

これがポジティブ思考です。

考え方をポジティブにしていけば悩みは減って楽になります。

時には嫌なことをパッと全部忘れてしまう、気分をカチッと切り替えるなんてことを生活の中に取り入れると、劣等感を感じずに済みますよ。

劣等感を感じなくするには楽しいことをするのもいい方法です。

楽しくてポジティブな気分になれば、マイナス思考が小さく見えてくるはずです。

劣等感を感じたときに気をつけないといけないのが、その気持ちを抑え込むことです。

押さえ込むと心の中に鬱積していって、溜まりすぎると爆発します。

心の病になることもあります。

気持ちを抑え込まずに発散してしまいましょう。

ポジティブ思考で劣等感を克服しましょう。

苦しい劣等感を克服するには4.自分と他人を比較しない

相手と比較

劣等感をなぜ感じてしまうのでしょうか

自分と他人を比較することで劣等感が生まれてしまうのです。

多くの人は無意識に自分と他人を比較して、そこから自分自身に評価を付けています。

他人との比較は、自分の弱点を発見し改善するという手法がありますから、すべて悪いこととは言いきれません。

もし劣等感に深く苦しんでいるのなら、他人と比較するのはやめて心をラクにしましょう。

人間には確かに優劣はありますが、すべての面で他人より優れている人も、すべての面で劣っている人もいません。

自分より誰かが優れている、劣っていると考えて自己評価するのではなく、自分はどんなことをやれたか、どれだけ努力したかにだけ注目しましょう。

自分と他人との比較はやめて劣等感を克服しましょう。

苦しい劣等感を克服するには5.劣等感を感じる自分を許す

自分を許す

劣等感を感じているとき、心の中では「劣等感を感じてはいけない」と思っていませんか。

あまりにもこの意識が強いと、どんなときでも劣等感を感じてしまいます。

「劣等感を感じてはいけない」の言葉が頭の中でグルグルと回っていて、劣等感の無限ループにハマっています。

このループの中にハマると何をしても劣等感を感じてしまうのです。

たとえば仕事でうまくいったとしても「自分はまだダメだ、しっかりしなくちゃ」となってしまいます。

劣等感の無限ループから抜け出しましょう。

抜け出すには「まあいいか」「大丈夫だ」と自分を自分で許すことです。

自分を許していけば劣等感を感じることが少なくなってきます。

劣等感を押さえ込むと心の中に鬱積していって、溜まりすぎれば爆発します。

自分を許していくことで溜まらなくなります。

劣等感を感じる自分を「まあいいか」「大丈夫だ」と許して劣等感を克服しましょう。

苦しい劣等感を克服するには6.自分の心の声を聴く

音を聞く

劣等感を感じても、その場で処理をしないのがいい場合があります。

落ち着ける夜などに時間を取って、劣等感を感じたその日の様子を思い出してみます。

さらに劣等感を感じるようになった原因を過去にさかのぼって考えてみましょう。

劣等感の原因が子供の頃に大人に言われた些細なことだったりするのです。

もし思い出せたら、その時自分は何を言いたかったのか、相手にどのように言ってほしかったのか、自分なりに考えてみましょう。

夜日記を書いてみると、自分の心の声が分かってきます。

劣等感の原因を探り当て、自分の心の中の声を聴いて、劣等感を生み出すもとを解消していきましょう。

いつも感じている劣等感は自分の心の中から出ています。

劣等感を感じたとき、過去に言えなかった自分の心の声が顔を出してくるのです。

心の声を聴くのも感情を解消できるのも自分だけしかいません。

自分の心の声を聴いて劣等感を克服しましょう。

苦しい劣等感を克服するには7.劣等感を克服したイメージを持つ

キラキラ

劣等感を感じたとき、これまで説明した方法の中で具体的にできることを何度でもチャレンジして解消していきましょう。

さらに劣等感を解消する効果的な方法として、自分が劣等感を克服したイメージを持つ方法をご説明します。

劣等感はとても強い感情です。

自分自身で意識していても、心の底にある劣等感の感情を完全に消去できないのです。

つまり劣等感を感じる状況になると、劣等感が再び出てきてしまいます。

心の底にある劣等感の感情は、普段の私たちが使っている意識の力では消去できません。

それを解消するにはアファメーションという自己暗示を使います。

「劣等感を克服した自分」を心と身体で感じるまで何度もイメージする方法です。

苦しい劣等感を克服するアファメーションのやり方

1.自分が劣等感を克服した状態をイメージして言葉を作る

すでに自分が劣等感を克服している状態だとイメージして言葉を考えてみましょう。

劣等感を克服するアファメーションの例

  • 私は自信を持っている
  • 私は成功している
  • 私はできている

ただし「〜になる」「〜しない」を言葉に入れないでください。

アファメーションで使ってはならない例

  • ☓私は自信を持つようになる
  • ☓私はできるようになる
  • ☓私は心配しない
  • ☓私は失敗しない

2.朝起きたとき、夜寝る前に言葉を繰り返し言う

朝起きたときや、夜寝る前に先程考えた言葉を繰り返し口に出します。

アファメーションは簡単にできる方法です。

確実に効果がありますから、劣等感の克服のため実践してみましょう。

苦しい劣等感を克服するには8.多忙な毎日を過ごしてみる

忙しい毎日

強い劣等感を感じて毎日つらい思いをしていませんか。

でもどうやったら劣等感を解消したらいいか分からなので、いつまでも悩み続けてしまう。

しかし頭を抱えて悩み続けても劣等感は解消できません。

悩み続けても何も答えが見つからず、ただ時間が過ぎていくだけです。

これを解消するのにおすすめなのが「あえて多忙な毎日を過ごしてみる」という方法です。

仕事でも趣味でも、あるいは2つ同時にやってみても構いません。

スケジュールを目一杯詰め込んで、頭を抱えて悩むような暇を完全になくしてしまうのです。

体力的にはきついかもしれません。

しかし、劣等感を感じる暇がないのですから精神的に楽になります。

また行動することで結果が出てきます。

結果が出てくると「自分はこんなにできるんだ」と自信がつきます。

自信がつけば劣等感は解消されます。

あえて多忙な毎日を過ごしてみることで劣等感を克服しましょう。

苦しい劣等感を克服するには9.自分と他人は個性が違うだけと考える

笑顔な女性

劣等感を感じているとき「なぜあの人はできて、自分にはできないのか」と思いますよね。

劣等感が強くなると、自分は全くダメな人間だと思い込むようになり、ますます泥沼にハマっていきます。

しかしこのときの自己評価が本当に正しいと言えるでしょうか。

「自分ができて、あの人ができない」こともあるのです。

同じ能力を持っているなんてロボットじゃないんですからありえません。

私たちは劣等感を抱くほどの能力差は最初から存在しません。

そこにあるのは能力差ではなく個性です。

自分と他人はそれぞれに違う個性を持っているのだと受け止めましょう。

このように考え方を変えてみれば、今より心がラクになるはずです。

もし劣等感に苦しんでいるのなら「自分と他人は個性が違うだけ」と考えましょう。

まとめ・劣等感で苦しいとき、克服するために毎日行う習慣

いかがでしたでしょうか。

劣等感は自分と他人を比較することで生まれます。

劣等感をいつも感じていると毎日がつらくて仕事をやめたい、環境に耐えられないと思ってしまうこともあります。

思い悩んでいることは苦しいので、劣等感を解消してもっとラクになりましょう。

難しいことをしたりせず、劣等感を克服して自分が望むようになれば、もっと明るく豊かに人生を進むことができます。

そのためには劣等感を克服ができる方法を毎日習慣にしていきましょう。

今回は「劣等感で苦しいとき、克服するために毎日行う習慣」についてご紹介してきました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

毎日に生かす心理学・心の波を穏やかに

劣等感。

これはかつて私のトレードマークでした。

自分で言うのもなんですが、完全絶対保証付きの劣等感の持ち主でした。

人よりも劣っていると思っていたので(今考えてみると思わされていたんですね)、子供の頃は消極的で、できれば何もやりたくないという気持ちが強かったです。

自分は劣っているから、新しいことをして失敗するぐらいならしないほうがましだとずっと思っていました。

そのまま大人になりましたが、社会に出てからはそんなことは言ってられません。

劣等感をひた隠しにして無理やり仕事をしました。

無理やりにでもやってみたら上手くいって少し自信がつきました。

でも心の底には深い劣等感があります。

仕事でどんなに上手くいっても「自分はまだまだ」「自分はダメだ」「自分はもっとやらないといけない」と思っていて、いくらやっても満足しません。

そのうち「ちゃんとやらないと罰が当たる」というおかしな信念ができあがってきて、いつも不安で心が落ち着かなくなっていました。

表面上は上手くいっていたのですが、いつも苦しんでいました。

でも自分がなぜこんなに苦しむのか原因が全然分からなかったのです。

心の底にある劣等感が自分を苦しめていることを。

その後東日本大震災をキッカケにして180度人生が変わりました。

でも今はそれで良かったと思っています。

180度人生が変わってとてもつらい思いをしましたが、そのまま続けていたらもっとヒドいことになったと思います。

だっていつも劣等感で苦しんでいて、一生懸命その感情を抑え込んでましたから、どこかの時点で間違いなく爆発して心の病になったはずなんです。

私はラッキーでした。命拾いしたと思います。

でもこのように物事の見方を変えられるようになったのはつい最近のことです。

劣等感で苦しんでいたとき、何とかして良くなりたい願っていました。

そうしたらメンターに出会うことができました。

メンターの指導のおかげで、人の心の動きや心の静め方を知ることができ、物事の見方を変えられるようになりました。

以前より心の揺れがなだらかになったと感じています。

自分が現在生きているのは過去の出来事があったおかげだと思えるようになりました。




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