生き方

騙されやすい人の7つの特徴|こんな人が狙われる!

空に飛ぶ紙飛行機

詐欺に引っかかってしまった。恋人だと思って付き合っていたのに裏切られた。

もう二度と騙されないと思うのに、また同じ経験をしてしまう人が少なくありません。

なぜ騙されやすいのか、利用されやすいのか自分でも理由が分からず悩んでしまいますね。

でも、大丈夫です。騙されてしまう理由が分かってしまえば心配ありません。

今回は「騙されやすい人の7つ特徴」という題で、騙されてしまう人の心理と理由、騙そうとする人の手口などまとめてみました。

騙そうとする悪い人から狙われないように、そして騙されない人になるように、少しでも参考となりましたら幸いです。

騙されやすい人の特徴1.自分に自信がない

騙されやすい人は自分に自信がありません。

自分に自信がないので人の目が気になります。相手が自分をどう思っているのかに意識が向いてしまいます。

そんなとき自信たっぷりの話や説明をして目の前に現れるのが、騙そうとする人です。

自分に自信がないので、簡単に相手の思うように利用されてしまうのです。

騙そうとする人は、自分に自信のない人の気持ちをよく知っています。

隠している自信のなさが手に取るように見えるのです。

次に自信がないために騙される例を紹介します。

街頭キャッチセールスの例

街頭で呼びかけられてファミレスの中でコンコンと説明を受けてしまうと「そういうものなんだ」と納得してしまい、高額の英会話教材や高額の布団、健康食品の契約にサインをしてしまう。

お願いごとばかり頼む人間の例

最初は優しい人のふりをして近づいてくる。付き合いが始まり親しくなると優しい人の仮面が次第にはがれ、やたらと「〜してほしい」というお願いごとを始める。最初の小さなお願いを引き受けてしまうと次第にお願いが大きくなってきて、お金が足りない、お金を貸してほしいと言うようになる。

恋愛経験が少ない人の例

恋愛経験が少ないので、自分を大切にしてくれる人、一緒にいて人生をエンジョイできる人と、騙そうとする人の区別がまだ分かっていません。

騙そうとする人は恋愛経験が少なさをすぐに見分けて、入り込んできます。

恋愛経験が少ないために、騙されているのに気がつかず、さらに一度好きになってしまうと相手の悪い部分が見えなくなってさらに利用され、支配されてしまいます。

騙そうとする人は、優しい人の仮面をかぶって言葉巧みに近づいてくるので気をつけないといけません。

騙されやすい人の特徴2.不安感が強いのと相手に嫌われたくない

海に1人たたずむ女性

騙されやすい人は不安感が強いので、「安心したい」欲求と、相手から「嫌われたくない」欲求を強く持っています。

本当は心の中で自分のことをあまり好きでありません。

人に好かれると安心し、自分よりも相手に合わせる行動をします。

自己主張をしたり相手に対してはっきりNOと言えません。

そんな心理を見通して、騙そうとする人は利用しようとします。

騙す人を徹底的にほめて、いい気持ちさせ、その後にお願い事をしてNOと言わせなくします。

騙されやすい人の特徴3.安心したいのと自分を主張したい

20代の会社員

騙されやすい人は不安感を強く持っていますです。

とても疑い深くて、自分の信念にあったものしか受け入れようとせず、プライドが高いのが特徴です。

自分を主張して認められることが安心だと思っています。

バリバリ働く高学歴の女性の中に、よくいるタイプですね。

その認められたい一心があだとなって、強い人から特別な扱いを受けるとフラッとなります。

自分と同じ意見や信念を持っていたり、権力・地位・財産があって見た目の良さそうな人に褒められたりおだてられたりすると、認められたと思って相手を信用してしまい、なんでもいうことを聞いて、利用されてしまいます。

騙されやすい人の特徴4.孤独な人「ヤクザの親分や経営者のトップ」

階段を上がる一人の女性

騙されやすい人は孤独です。

信じられないかもしれませんが、ヤクザの親分や経営者のトップは騙されやすく、詐欺にも引っかる傾向があるのです。

なんと、上場企業の社長クラスの人でも簡単に引っかかってしまうんだそうです。

常に組織のトップとして決断をしなければなりません。特に重要な決断をするときは誰も頼る人がいません。

更にトップがワンマンだと周りで誰も意見を言いませんから、「裸の王様」の状態なわけです。

こんなとき、詐欺師はトップの孤独感に上手に入り込んでくるのです。

「私はあなたの事をよく分かっています。本当にご苦労されているんですね」という優しい思いやりのある言葉で入り込んできて、実に見事に持ち上げるのでコロッと騙されます。

愛人を囲った社長の例

巧みに近づいてきた女性を愛人にしたところ、いつの間にか会社の実印や通帳、会社の実権まで奪われてしまった。身ぐるみはがされて追い出されてしまった。

車を盗まれた社長の例

パリッとした身なりのセールスマン風の男が親しげに近づいてきた。社長と仲良くなったところで「社長の高級車を高額で買い取ります」という話を出してきて、その話にのせられて、車の鍵を渡したところ、そのまま車を盗まれてしまった。

騙されやすい人の特徴5.身近に悩みを相談できる人がいない

人は孤独になると、考え方がネガティブになります。

孤独から寂しさでいっぱいになり、誰かと繋がりたくなります。

こんなとき騙そうとする人は、親しげに近づいてきて身の上話を聞きはじめます。

さらに親身に世話までしてくれるので、すっかりいい人だと思って簡単に心を許してしまいます。

次は孤独で騙される例です。

家族から離れて暮らしている

大学に入学した。新しく就職が決まって新しい土地に移ってきた。まだ大学で友だちがいない、大学周辺の様子が分からないところを狙ってくる。親身になってくれるので信用しているうちに利用されてしまった。

引っ越してきたばかりで近くに友だちがいない

自分が会社の転勤で引っ越した、または旦那が転勤と一緒に引っ越してきた。まだ近所付き合いがないところを狙ってくる。

周りの友達がいつも忙しそうで会ってもらえない

周りの友人はいつも活動的で、忙しいと会ってもらえない。心配事があっても話をする相手がいないので、世間から取り残されていると強く感じている。

騙されやすい人のそんな様子を、騙そうとする人は良く観察しているのですね。

本当におそるべき能力です。

私が経験した例

大学に入学したとき宗教系の怪しいサークルに入会させられそうになった。

新しい土地に引っ越してきて友だちがまだいないとき、親しげに話しかけてきた人がネットワークビジネスの人で、商品を買わされた、なんていうことがありました。

騙されやすい人の特徴6.悲しみに支配されている

夕闇の中を一人座る女性

悲しくて辛い時には、心のよりどころがないので騙されやすくなってしまいます。

人は普段なら正常に判断できることでも、感情が強く揺さぶられて判断を間違えてしまいます。

騙そうとする人は、相手が悲しい状態になっているのを十分わかって付け入ってくるのです。

卑劣極まりませんね。

次は悲しみから騙される例です。

さい帯血幹細胞移植の例

最近の新聞で取りあげられていました。さい帯血の幹細胞移植をすればガンが治る、肌が若返るとのうたい文句を信じて高い治療費を払ってしまった。

葬儀の香典泥棒の例

生前から故人と付き合いがあったような振る舞いをしていたので信じていたら、知らないうちに香典を抜き取られ逃げられてしまった。

葬儀詐欺の例

故人が亡くなって悲嘆の中、葬儀社の言われるままに葬儀を執り行ったところ高額な請求が来て驚いた。

悲しみで正常な判断をすることができないときに、弱みにつけこんで騙そうとします。

本当に許せません。

騙されやすい人の特徴7.恐怖に支配されている

月夜雲がかかる

恐怖は人間の中で最も強い感情です。

人はこの恐怖から避けようとして、正常な判断ができなくなります。

恐怖から逃げたい一心で、支配されやすくなります。

恐怖を使って人を騙すテクニックは、あらゆるところで使われていますのでご注意ください。

次は恐怖から騙される例です。

悪霊お祓いの例

霊媒師のようなフリをした人間が、あなたには悪霊が付いている、私が除霊すればラクになる、たくさんのひとが今まで救われてきた、と言い寄って来て、お祓い料は1万円だと請求する。

口臭スプレー

周りの人は何とも言わなかったけど、本当は・・・アナタの口からは物凄いニオイが・・・という広告を見ると気になってくる。

自分の口臭はヒドいんだろうか?知っていてみんな何も言わないのだろうか?と思っていると、口臭スプレーの価格は安くてバックに入れて持ち運びできるそうで、清潔感あふれる女優をCMで起用していたので「購入」してしまった。

犯罪の例

最初は軒先を貸していた女が、いつの間にか家の中に入り込み、まるで家の主人のような振る舞いをして、恐怖で家族をコントロールし、お金を貢がせたり、身内同士での殺害を指図した。

私の知っている友人の例ではこんなものもありました。

ご利益のある高額の壺の例

ご主人がガンで闘病中に、あなたの家は悪霊がついている、厄よけのために悪霊払いの高額の壺を買えとしつこくやって来た。

まとめ・騙されやすい人の7つの特徴

いかがでしたでしょうか。

騙されやすい人の心の中は、自分に自信がない、不安感が強い、孤独、悲しみに支配、恐怖に支配の5つの心理状態に入っています。

ときによっては普通の人でも、騙されてしまうこともあります。

不安や悲しみ恐怖という感情の中に入ってしまうと、判断を間違えて騙されるのですね。

でも大丈夫。心配ありません。自分がどんな特徴なのかを気づけばいいのです。

今回お伝えした「騙されやすい人の特徴」を御覧いただいて、利用されやすい人から、騙されにくい人になるように目指しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

心理学は毎日を生きる知恵・心の波を穏やかに

騙されないためには、自分自身の心理状態、相手の心理状態を理解することです。

よく「騙される方が悪いんだ」と言う人がいますが、騙す方が圧倒的に上手ですから、その言葉は当たらないと思います。

私のメンターはこのように話しています。

「自分がゆがんだフィルターを通して世の中を見ているから気をつけましょう。世の中を自分の思い込みで見てしまうと、本当の真実が見えませんよ」

騙されないようにするには、自分の歪んだフィルターだけでなく、騙す人が持つフィルターを手に入れるべきです。

騙す人のフィルターとは、騙す手口を知るということですね。

もともと騙されやすかった私も、メンターのおかげで人の心理が分かるようになって、生きるのが辛くなくなりました。

それと、どんな人にもいい顔をしなくていいんだ、ということも学びました。

これってすべて、自分をもっと大切にしましょうっていうことなんです。

合わない相手と自分が無理して合わせることないんですね。

相手に合わせて自分を傷つけるぐらいなら、そんな人とは一緒にいない方がいい。

こんなことをメンターに教わりました。




コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください