人間関係

コミュニケーションの沈黙が耐えられない!その理由と対応法

静かな森の中

私たちのコミュニケーションの中では、時々沈黙の時間が流れることがあります。

この沈黙に耐えられない。何か話さないといけないんじゃないか。

相手が急に話を止めて沈黙すると、不安やプレッシャーを感じます。

しかし本当は沈黙はコミュニケーションで大切な瞬間なのです。

沈黙の瞬間に相手の思いやりがあれば、コミュニケーションで不安を感じませんし、深い人間関係も築くことができます。

今回は、コミュニケーションでなぜ沈黙が起きるのか、沈黙した場合にあわてない方法についてまとめてみました。

理由を知ることで思いやりの心を持ち、相手と上手にコミュニケーションを取りましょう。

1.コミュニケーションのときに沈黙する理由

1.コミュニケーション中に沈黙する理由・考えをまとめている

雨に濡れた窓ガラス

私たちはコミュニケーションをするときに無意識で言葉を組み立てながら話しています。

でもときどき、頭の中に浮かんだモヤモヤが整理できずに混乱して、言葉にならないときがあります。

このままコミュニケーションを続けると考えを組み立てられないので、会話をストップしてモヤモヤを整理しています。

こんなときの相手は、視線を上に上げて考え事をするように見えたり、目を閉じたりしています。

沈黙を破って話しかけると相手はモヤモヤを整理できませんので、相手の考えがまとまるまで待ちましょう。

2.コミュニケーションのときに沈黙する理由・心を静かに落ち着けたい

朝露

たとえば相手が待合せ場所に来るまでの間にイライラする出来事に遭遇した、2人の会話の中で話していた内容に引っかかる点があったなど、相手が緊張したり、そわそわしたり、不安を感じたりしているときは、会話をストップして心を落ち着けようと思います。

相手は心が落ち着くまで話を始めることができません。

相手は目線を下に下げたり、目を閉じたり、深呼吸をしているので、何となく分かります。

こんなときには無理にコミュニケーションをしないで、相手が落ち着くまでしばらく待ってあげましょう。

「どうしたの?」「何してるの?」などと、問い詰めるような言葉や態度で示すことで、相手はプレッシャーや嫌悪感を感じます。

3.コミュニケーションのときに沈黙する理由・自分を語ることのためらい

ラベンダー

自分の内面のことを話すときは誰でもためらいがあって、すぐに話を切り出せません。

相手の心の中では「こんな話をしてもいのだろうか」「話して誰かを傷つけたらどうしよう」「聞いてもらえるだろうか」などの不安な気持ちになっています。

相手は話すために心の準備をしています。

コミュニケーションをするコツはじれったいな考えてと根掘り葉掘り聞きださないことです。

「なになに?」「それでどうしたの?」「早く話しちゃいなよ」などはNGワードです。

相手は不信感を持って、話さなくなるかもしれません。

最初相手は視線を合わそうとしません。

でも黙って相手の目を優しく見つめ、しばらくそっと待ってあげましょう。

4.コミュニケーションのときに沈黙する理由・話をしてホッとした

赤いバラ

心の中でずっと抑えていた悩みを話した後には、ホッと安心するのですが、一方では「話して大丈夫だったろうか」「自分の話がおかしいと思わなかったろうか」などと話したことに不安を感じています。

相手は心の中で自分のしたことに自問自答をしています。

あなたは相手に対して「素直に話してくれてありがとう」という気持ちで待ちましょう。

沈黙に一緒に付き合ってあげることが、相手に対する優しさです。

5.コミュニケーションのときに沈黙する理由・理解してもらえず不満

ドライフラワー

相手は自分の気持ちを話した後、考えや気持ちが伝わらなかった、理解してもらえなかったと不満に思った場合に、相手が沈黙して不満を表すことがあります。

相手は視線を合わそうとしませんし、投げやりな態度を示すかもしれません。

 

2.コミュニケーションのときに沈黙したときの対処法

相手が沈黙をする理由は様々ですので、こちらから気まずくなったり焦ったりして無理にコミュニケーションを取らないことが大切です。

つぎにコミュニケーションでの沈黙への対応をみてみましょう。

1.コミュニケーションのときに沈黙したとき・とにかく待つ

ひまわり

相手が話し終わった後に、一休みをしたり、次に何かを考えているときには、相手の出方を待ちましょう。

ただし何もせずに黙るのではなく、うなずいたり視線を合わせたりして、「話すのを待っているよ」とボディランゲージで気持ちを伝えましょう。

2.コミュニケーションのときに沈黙したとき・間をおいて話す

シロツメクサ

相手がこちらから話してほしいと待つときがあります。

いつまでも黙っていて、沈黙の時間が長すぎると、相手は「本当に聞いてくれたのだろうか」「信用できない人かもしれない」と相手は不安になったり疑問を感じたりしてしまいます。

相手が話を始めそうもないと感じたら、相手に対して質問をしたり、自分の思ったことを伝えてみたりして、相手とのコミュニケーションをとりましょう。

3.コミュニケーションのときに沈黙したとき・相手の気持ちを聞く

cup-and-roses

相手が話すことに不安を感じたり、緊張したり、迷ったりしているなと感じたら、相手の気持ちそのものについて話しかけてみましょう。

相手が今どのような気持ちでいるか、どんな不安や心配あるのかなどを聞いてあげると、「話を聞いてもらえるだろうか」という心配を和らげることになります。

まとめ・コミュニケーションのときの沈黙|その理由と対応法

いかがでしたでしょうか。

私たちのコミュニケーションの中では、時々沈黙の時間が流れることがあります。

この沈黙に耐えられずに、焦って話したことで雰囲気を壊してしまうことがあります。

そのためには相手の思いに寄り添い、沈黙を守ってあげることです。

相手は安心して心を開き、深い信頼関係を築くことができるようになります。

今回は、コミュニケーションでなぜ沈黙が起きるのか、沈黙した場合の対応法についてまとめてみました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

あとがき

私も昔は会話の途中で沈黙ができると不安になって、どうしていいか分からなくてよく困りました。

このまま黙っていた方がいいのか、別の話を切り出したほうがいいのか・・・

相手がどのように思っているのかはあまり考えていなかったと思います。

自分ひとりで話さなくちゃと焦っていました。

コミュニケーションはお互いに気持ちのキャッチボールですから、いつも話がすれ違っていたのかもしれません。

でも今は心理学の勉強をすることができたので、以前よりずっとコミュニケーションのとり方が上手くなったと思います。

心理学を学ぶようになって、心の働きが分かるようになったんですね。

心理学を学ぶことで人生を豊かにするヒントを見つけられるかもしれませんよ。




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