新しいことにチャレンジするのが苦手だ。
自分には自信がないから成功できない。
新しい自分になりたいけど自信がないから何もできない。
セルフイメージが低いことでいつも悩みが深くなってしまいますね。
自分自身にあきらめを持つことはやめましょう。
セルフイメージはいつでも変えられるんです。
セルフイメージを高めることができれば、自分の人生を望んだ通りに歩むことができます。
考え方や行動パターンを変えていくことでセルフイメージは高めることができるのです。
今回はセルフイメージでお悩みの方のためにセルフイメージを高める方法を紹介していきたいと思います。
この方法はけっして難しいものではありません。
セルフイメージとは
自分自身をどのように思っているのかをセルフイメージといいます。
セルフイメージは自己評価ともいいます。
あまり気にしていなかったかもしれませんが、私たちは知らず知らずのうちにセルフイメージどおりの人生を歩んでいます。
これから出会うかもしれない人たち、周囲からどんな扱いを受けるか、自分は将来どんなポジションにいるか、将来の収入にまで大きく影響を与えています。
つまり私たちの持っているセルフイメージは人生の全てに影響を与えているのです。
セルフイメージが低いのは遺伝で変えられないと思っているかもしれませんね。
しかし、セルフイメージは書き換えることが出来ます。
セルフイメージを高める方法を見ていきましょう。
セルフイメージを高めるには1.生活習慣を変える
朝起きられない、寝坊はしょっちゅう、夜になると目が冴えてくる、深夜までネットやテレビを見て過ごす、ゲームにハマっている、夜遅くまで飲み歩るくなんてことはしていませんか。
セルフイメージが低い人は生活習慣が乱れています。
生活習慣が乱れていると疲れやすく、病気になりやすくなります。
身体が不健康だと、セルフイメージが高められないのです。
まず身体を健康にしましょう。
生活習慣を改善するために「毎日の習慣リスト」を作りましょう。
セルフイメージを高める毎日の習慣リストの例
- 朝は5時に起きて、夜は11時に寝る
- スマホやパソコン、テレビは夜10時まで、深夜は見ない
- アルコールはほどほどにする
- バランスの取れた食事をとる
- 適度な運動をする
習慣リストは紙に書いて部屋の見えるところに貼っておきましょう。
うっかり忘れたとしてもリストを見て「あっ、やらなくちゃ」と思い出します。
また習慣を忘れたとしても自分を責めないことが大切です。
自分を責めてしまうと、せっかく高くなったセルフイメージを低くしてしまいます。
今日忘れても明日からまたやればいいと楽観的に考えてください。
セルフイメージを高めるには2.自分のやることリストを作る
セルフイメージを高めるには「自分のやることリスト」を作ってみましょう。
部屋の中を整理整頓する。借りていた本を返す、机の中を整理する、気になるお店に行ってみる、などなど。
やらなくちゃいけないと思っていたことをリストに書き出してみましょう。
ほんの小さなことで、すぐできるのがおすすめです。
まずは50個ぐらいを目標にノートに書き出してみてください。
「〜をする」「〜を行う」というように書いたら、実行に移しましょう。
達成できたら、ノートに「できた!」と書いておきます。
30個ぐらいを超えてくると、自分ってやればできるんだと感じられてきます。
そのとき確実にセルフイメージが高まってきています。
50個全部を達成したときは自信がついてきているはずです。
50個達成した後でも引き続き油断しないように。
新しい50個のリストを作って実行しましょう。
ほったらかしにしておくとセルフイメージはどんどん低くなっていきます。
継続して自分のやることリストを続けていきましょう。
セルフイメージを高めるには3.マイナス思考をやめて、ポジティブに生きる人と付き合いをふやす
セルフイメージが低いときはマイナス思考の考え方をしてしまいがちです。
常に悪い面ばかり見ていて「自分には無理」「どうせできない」と否定的に決めつけてしまいます。
人にどう思われるかとか、他人と自分を比較してしまうので、自分はダメだと考えてしまい、マイナス思考にはまり込んでしまいます。
セルフイメージを高めるためには、マイナス思考はきっぱりと捨てましょう。
ポジティブに生きる人との付き合いをふやしてポジティブ思考になるように心がけましょう。
ポジティブ思考の人たちはどのようなことも肯定的に考え、他人と自分を比較することなくのびのびと生きています。
ポジティブ思考の人のそばにいると影響を受けて、自分もポジティブな思考になってきます。
ポジティブな思考が繰り返し出てくるようになると、セルフイメージが高くなってきます。
セルフイメージを高めるには4.目標にする理想の人物をモデリングする
モデリングとは、理想の人と同じように考えたり行動したりして、理想とする人の行動パターンを自分に身につけることをいいます。
自分の理想とする人をじっくりと観察して、その人になりきって行動をしてみましょう。
ちょっとおかしいと思われるのでは?などと心配してはいけません。
今セルフイメージが低くなっている状態になっていますよ。
またマイナス思考が働いていますよ。マイナス思考を捨てましょう。
これまでの行動パターンを大胆に変えるないと、セルフイメージは変わらないのです。
すこし役者がかったぐらいでちょうどいいんです。
身近に参考となる人がいない場合は、ドラマや映画などの主人公、アニメや漫画のキャラクター、歴史上の人物などをモデリングしてみてください。
セルフイメージを高めるモデリングのときの考え方
- 〜さんだったら、どのように話すだろうか
- 〜さんだったら、どのように行動するだろうか
- 〜さんだったら、普段何を考えているだろうか
理想の人物の視点からみたらどうなるのか?を考えてみてください。
セルフイメージを高めるには5.過去の自分が達成したリストを作る
過去の自分が達成してきた出来事、自分が何よりも自慢できることを5〜10個ぐらい思い出して「達成リスト」を作ってください。
私たちは失敗ばかりに目がいってしまい、自分が過去に達成してきたことを忘れています。
実は案外うまくやってきた歴史があるのです。
セルフイメージが低くなってしまうと、過去に達成した自慢できることを忘れています。
達成リストを作って繰り返し見ることで、自分の自信を引き出す効果があります。
他人に見せたり他人と比較したりしませんから、自分が「達成した」「自慢できる」と思うものを書き出してみてください。
セルフイメージを高める達成リスト例
- 小学校でけん玉が一番うまかった
- 小学校では木登りの名人だった
- 一輪車乗りがうまかった
- 記憶力がよくて元素記号をすべて言えた
- 幼稚園から高校までずっと皆勤賞だった
- 絶対無理だといわれていた学校に合格した
- 仕事の目標を達成した
- カナヅチだったが大人になってスイミングスクールに通い4泳法全部をマスターした
- 難しい資格試験が一発で取れた
- 完治が難しいといわれた病気を治した
達成リストはいつもそばに置いておき、時間があるときは眺めてみましょう。
自分はやればできると力がわいてきて、セルフイメージが上がってきます。
セルフイメージを高めるには6.感謝日記を書く
感謝の気持ちを持って生活することは、セルフイメージを高めるのに大切です。
感謝することで幸福感が生まれます。
自分が幸福感を素直に認めることでセルフイメージが向上するのです。
過去自分が体験した感謝していること、今感謝していること、今日あった感謝できることをノートに毎日かいてみましょう。
当たり前すぎることでも、ほんの小さなことでもすべて感謝してみましょう。
セルフイメージを高める感謝ノートの例
- 電気、ガス、水道のおかげで便利に暮らしていること
- 屋根のあるところで寝ることができること
- コンビニのおかげで食べ物、飲み物に困らないこと
- スマホのおかげで毎日退屈しないこと
- 仕事があること
- 給料がもらえること
- 電車、車のおかげで移動に困らないこと
- 健康保険のおかげで誰でも病院に行けること
私たちは世界の中でも特に恵まれた環境の中にいます。
他の国では当たり前でないことが日本では出来ています。
本当なら感謝しないといけないのに知らないことが多いのです。
当たり前なものこそ感謝しないといけません。
つらかった経験まで感謝できるようになれば、レベルが高い人だといえます。
「失敗があったからこそ、そこで学びを得て成功した」
「あのとき失敗しなかったら、その先の最悪の事態まで行ってしまったかもしれない」
マイナスだったことでも、プラスの側面を発見できたら感謝を忘れずにしてみましょう。
毎日5〜10分ぐらいの時間をかけて「感謝日記」に毎日の感謝したことを書いていきましょう。
夜寝る前に行って幸せな気持ちのまま眠りにつくと、睡眠の質が上がります。
セルフイメージを高めるには7.アファメーションをする
アファメーションとはポジティブな言葉を使った自己暗示や誓いのことです。
自分自身のセルフイメージを高めるために行います。
アファメーションは、これまでご紹介してきた1〜6の方法をやった上で行ってみましょう。
アファメーションのポイント1.肯定的な言い回しで断言すること
アファメーションの言葉は肯定的な表現を使いましょう。
「私は〜である」「私は〜できている」
セルフイメージを高めるアファメーションの例
- 私はできる
- 私は大丈夫だ
- 私は今どんどんよくなっている
アファメーションのポイント2.「〜しない」の表現は使わない
アファメーションの言葉の間違いやすいのが「〜しない」を使ってしまうことです。
たとえば「私は寝坊しない」の言葉だと「〜しない」の前の「私は寝坊」に脳の中では意識が集中して「私は寝坊だ」ととらえてしまうからです。
この場合は「私は早起きができる」と肯定的な表現に切り替えてください。
セルフイメージを高めるアファメーションの改善例
- ☓私は会社に遅刻しない→◎私は会社に早く出勤する
- ☓私はお金に困らない→◎私はお金がある
- ☓私は心配しない→◎私は大丈夫だ
アファメーションのポイント3.「〜になる」の表現は使わない
アファメーションの言葉でもうひとつ間違いやすいのが「〜になる」を使ってしまうことです。
たとえば「私はお金持ちになる」の言葉だと「今はお金がない」が前提にある言葉なので「お金がない」に脳の中で意識が集中してしまいます。
つまり「お金がない」のアファメーションになってしまうのです。
セルフイメージを高めるアファメーションの改善例
- ☓私は有名人になる→◎私は有名人だ
- ☓私は人気者になる→◎私は人気者だ
- ☓私は明るい性格になる→◎私は明るい性格だ
アファメーションは繰り返し言葉に出していうことが大切です。
最初は本当に効果があるのだろうか?と疑問に思うかもしれませんが、とにかくやってみてください。
夜寝る前、感謝日記を書いた後にアファメーションを行ってみましょう。
感謝ノートとアファメーションをの2つを行って幸せな気持ちのまま眠りにつくと、セルフイメージを高めるアファメーションの言葉が頭の中に書き込まれていくのです。
まとめ・セルフイメージが低いときに、自己評価を高める方法
いかがでしたでしょうか。
セルフイメージを高めることができれば、自分の人生を望んだ通りに歩むことができます。
これまでのセルフイメージが低かったときの考え方や行動パターンを根気よく改めていくことが大切です。
今回はセルフイメージが低いときに、自己評価を高める方法を紹介してきました。
この方法はけっして難しいものではありません。
根気よく行っていただくと確実にセルフイメージが高まりますから、あきらめずに継続していってください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
心理学は毎日を生きる知恵・心の波を穏やかに
セルフイメージ。
私自身も元は低かったんですよね。
仕事のときも、家庭生活もです。
「仕事のあの部分でミスをしないといいんだけどな」
「あの取引先で断られたらどうしようかな」
「仕事が遅くなっちゃった。妻に怒られたくないな」
ああなったらどうしよう、こうなったらマズイな。
いつもこんな気持で暮らしていました。
でも、本当にマズイ方向に物事が進んでいってしまうのです。
「ああ、やっぱりこうなっちゃった」
「なんてついてないないんだろう」
こんなため息ばかりでした。
今考えてみると、全部セルフイメージを下げることをしていたんですね。
その当時はなぜこうなるのか分かっていなかったので、セルフイメージを下げっぱなしでしたね。
なんでこんなに辛い思いをしないといけないのかとよく自分自身を恨んだものです。
私の人生はさらに急降下する出来事がたて続けにやって来ました。
最近になってやっと自分の中に問題があることに気が付きました。
セルフイメージが低いことだったんです。
今はいろんなことが分かってきて、効果が出てきていると感じられるようになりました。
私の中のこころのコンパスが明るい方に向かって進んでいるんだと感じていますよ。