向上心を持てなくて、「仕事が何をやっても上手くいかない」「自分には自信がない」とネガティブに思ったりしませんか?
もっとポジティブな生き方をしたいけど、「具体的に何をどうすればいいんだろう?」「ポジティブに物事を受け止めるにはどうすればいいんだろう?」と、いろいろと悩むことも少なくありませんね。
しかし、ほんの小さなことがきっかけで向上心を持てるようになれたりするのです。
向上心が高い人ほど人生を豊かに楽しんでいるように思います。
「他人の評価も自分の年齢も気にせずに、常にマイペースで進んでいる人」
「現状に満足せず、常に前向きにチャレンジ精神で取り組んでいる人」
「失敗しても自分を過小評価せずに失敗から学び、常に意欲を持って改善している人」
あなたの周りにもそんな人がいませんか?
このような成長意欲が高い人は、ほぼ共通して向上心を持ち続けるための秘訣を持っているんです。
向上心が持てなくて仕事がうまくいかず、辛い状態だったとしても心配しないでください。
これからすぐに始められる5つの対処法で、向上心が持てるように気持ちを高めたり、失敗や挫折を成長の糧にできるコツがわかるようになります。
「最近やる気が出ない」と悩んでいる人、「新しい何かに挑戦したい」と考えている人、「最初の一歩を踏み出す勇気が持てない」と困っている人に参考にしていただければ幸いです。
向上心がない時の対処法
1.向上心が持てない時には・自分を励ます
「向上心が持てないなぁ」と感じた時は、自分がどんな言葉をつぶやいているか思い返してみましょう。
もしかして「なんでこんなこともできないんだろう」とか「どうぜダメに決まってるさ」なんていう、ネガティブな言葉をつぶやいていませんか?
いつもネガティブな言葉をつぶやいているので、「ダメ自分」のイメージがクセになっているのかもしれません。
落ち込んでいる時ほど、励ましの言葉が心の支えになることがよくあります。
「これって、あなたがやってくれていたの?すごいね!」
「大丈夫、心配しないで。あなたならできる」
「おおっ、いいね。ガンバってるね!」
こんな前向きで明るい言葉をかけてもらって「ヤル気度」が上がった経験はありませんか?
誰にも気づかれなかった努力が分かってもらった、緊張していた自分を気遣ってもらった、笑顔にしてくれた、こんな言葉を聞くと、体の中から力がわいてきて、ハッピーな気持ちなってきます。
向上心が持てない時こそ「自分で自分を励ます」ことを実践してみたらいかがでしょう。
自分自身にこんな言葉をかけてみるんです。
「大丈夫、自分はできる!」
「今自分、頑張ってるな」
「頑張ってる自分って結構いいな」
前向きの明るい言葉で自分自身に話しかければ、元気が出てきて、向上心を持てるようになるんです。
実際に声に出して言うのが一番効果があります。
声に出さないなくても、心の中では大きな声で叫んでみましょう。
自分で自分を励ますことから向上心を持てるようにしていきましょう。
2.向上心がない時には・今できることからやってみる
最初の一歩を踏み出すのが怖くて尻込みしてしまう。
できない理由を並べて「やらない」ことにしてしまう。
やろうと思ったら周囲から「そんなの上手くいきっこない」「無駄に終わるからやめておいたら」と言われたので「やらない」
こんなことはありませんか?
もし、最初の一歩が踏み出せないなら、半歩だけでもどうしょうか?
それでも踏み出せないなら、「チラ見」ぐらいから初める方法もありますよ。
どんなに大きな困難だって、細かく分けてみれば「今の自分にできること」が見えくるんです。
「海外留学をしたいと考えているのなら、留学したい先にはどんな学校があって、学費どれぐらいかを調べてみる」
「資格を取得して仕事に活かしたいなら、実際にその資格を持っている人から話を聞いてみる」
「本当にやる気がなくて無気力になっている時は、とりあえず手だけ動かしてみる」
フットワークの軽さは大切です。
とりあえず、今できることからやってみて、「自分にはできる」ということがわかれば、それが自信になります。
自信がつけば他のことを始める時にも上手くスタートを切れるようになるので、向上心が高まります。
3.向上心がない時には・ひとつひとつ階段を上がるように取り組む
階段は普通一段づつ上がっていくものですね。
それを一気に駆け上がたらどうでしょう?かなりしんどいですね。
一気に駆け上がるより、少しずつ身体を慣らしながらひとつひとつ上がっていったほうが楽ですね。
ところで、あなたは周りを見たら、みんなが自分より先に階段を上っているように思えて焦ったり、不満を感じて「やる気」をなくしていませんか?
自分が階段を上る能力がなければ、階段は上れません。
でも、今「アレもできない、コレもできない」や「何をしたらいいかわからない」だったりするといつまでも今のままになってしまいます。
次の階段を上がるためには、階段を上る能力を上げないといけませんね。
今の自分の得意は何だろう、不得意は何だろうと考えてみましょう。
その上で他の誰にも負けない長所を伸ばして自分の能力を高めましょう。今の土台をしっかりと固めましょう。
今いる土台がしっかりすれば、次の階段は楽に上れるはずです。
現状に不満を感じて「やる気」をなくすのではなく、ひとつひとつ階段を上るという考えがあれば、向上心が持てるようになると思います。
4.向上心がない時には・お手本となる人をマネする
向上心が持てないなぁと思った時は、お手本となる人のマネをしてみましょう。
「向上心があって、いつもやる気に溢れている人」が周りにいますか?
どうです?思い浮かびましたか?
そんな人を、お手本にしてみるのです。
- いつも笑顔を絶やさない
- 謙虚な姿勢で人と接している
- いつも清潔感のある服装をしている
- 机の上がスッキリとしてキレイ
- メールの返信があっという間に届く
- 本をよく読んでいる
- 嘘をつかない
- 本音で話をする
- 挨拶が明るい
- 声が明るい
- いつも褒め言葉をかけてくれる
- 愚痴をこぼさない
- いつも早起きしている
例えばこんな例がお手本の人の特徴としてあります。
一方で「向上心が持てない」時はこんな感じではありませんか?
- 表情が暗い
- テレビをだらだらと見ている
- 机の上がゴチャゴチャ
- インドア生活
- 生活のリズムが乱れている
- 今できることを先延ばしにしている
- ネガティブな愚痴が多い
- 行動したくないからできない理由を考える
- 声が小さい
- 怒りっぽい
- 他人と自分を比較する
なんだか、ネガティブなイメージですね。
キレイさっぱり切り替えちゃいましょう。
まずは、「早寝早起きをする」「机の周りは整理整頓をする」なんてところが、手っ取り早いですね。
「いつも明るくいられる」ということもすぐにやってみましょう。
一つ一つマネしていく数が増えていったら、向上心を持てるようになると思います。
「あれ、明るくなったね」「元気だね」なんてほめられたら、ますます向上心が高まりますよ。
5.向上心がない時には・他の人の考え方を知る
「本当はこんなはずじゃなかった」「ちゃんと評価してもらえない」「仕事がつまらない」というような気持ちでいると、向上心が持てないですね。
こんな時は、他の人の立場になって物事を見てみませんか?
やる気がなくなったり、向上心が持てない時には、一つの方向からしか物事をみていないので、考え方がついつい偏っていたり、思い込みや先入観で物事を判断して、つまらない気持ちになるんですね。
他の人の立場になってみたときはどのように考えますか?
- もしも自分が社長だったら、どんな人物を雇います?
- 自分がお客さんだったら、どんなサービスによろこびますか?
- つまらないと思う単純作業は、どんな風に役に立っています?
- 今やっている仕事を改善するなら、どうしたらいいですか?
他の場所から見てみた時はどうですか?
- 希望する仕事の部署に入れなくても、別の視点から仕事も見れるし、どんなサポートを自分がすれば役立てるか気づくこともできますよ。
正当に評価してくれなくてやる気をなくしそうな時はこんな風に考えませんか?
- もし、ちゃんとした評価をもらえたとしたら、自分はどんなことにチャレンジしようか?
どうです?このように考えたら気持ちが楽になりませんか?
いやだなあと思っている感情を、ちょっと脇に置いてみてください。自分がいる反対側ではどう見えるだろう?他の人はどう考えているんだろう?と考えてみると、自分がいる今の状態も自分のためになるんだと気づくはずです。
まとめ・向上心がない時のための対処法5つ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した5つの対処法を参考にしていただいて、「自分にあった向上心の高め方」を見つけていただけましたら幸いです。
まだ目標が定まらない、どんな目標にしたらいいのかわからないと不安な方もいらっしゃると思います。
しかし、まだ目標が設定できなくても大丈夫です。
いまは自分の仕事をやる気をなくさないで、やりきってみましょう。
今の自分の得意は何だろう、不得意は何だろうと考えてみて、他の誰にも負けない長所を伸ばして自分の能力を高めていきましょう。
そうやって頑張っていると、自分の目標となるゴールが見えてきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。