マザコン男子とは結婚しない。マザコン男子とは付き合わない。マザコン男子キモい。
ネットで検索していてマザコンについて表示されるこれらの言葉を見たら「ああ、こんなにもマザコンって悪いイメージなのか!」と思うことでしょう。
ほかにもマザコン婚約破棄、マザコン結婚できないなど、マザコンとはまるで結婚できない「ダメ男の代名詞」みたいです。
さらには、マザコン離婚したい、マザコンモラハラ夫など、マザコンは結婚生活の中でも問題を起こしています。
もしあなたがマザコンだと自覚していて、こんな言葉が次々に画面に表示されていたのを見たら自暴自棄になってしまうかもしれません。
これまでの自分の常識だったら、母親と仲が良いのは一番良いことだと思っていたでしょうね。
でも現実にはこのままではマズイんです。
何とかしてマザコンから卒業することを考えてみませんか。
今回は「マザコン男子からの卒業手順」という内容で、何かとイメージの悪いマザコンから脱却し、自立した一人前の男として生まれ変わる手順をご紹介していきたいと思います。
マザコン卒業の第一歩は、まず「マザコンを卒業する」と決意することです。
これまでずっと母親に甘えてきた生活から抜け出しましょう。
自立すると決心することがとても大切なのです。
「決意するだけでいいの?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、自分の気持ちがしっかりしていないと、マザコン卒業に向けて取り組む姿勢や集中力が違ってくるのです。
自分の軸を持ちましょう。
自分のしっかりした強い気持ちを持っていないと、どうしても甘えてしまって元に戻ってしまうのです。
言われた通りに生きて何も考えずに暮らしていいのか、このまま現状のままで本当に大丈夫なのか、自分にはこれから為すべきことがあるのではないかと問題意識を持つようになれば、誘惑に負けなくなりますし、「自分は頑張れる」と力が湧いてきます。
今までの甘えた生活を改善しよう、これからは一人前の男として頑張ろうと考えることから始めてもいいと思います。
「急に自分が変わってしまったら、母親はどう思うだろうか」
「まるで親を捨てるみたいな気持ちになるけど大丈夫だろうか」
大丈夫。
あなた自身は親離れできておらず、さらに母親自身も子離れできていませんでした。
あなたが親離れすることで、母親だってあなたから子離れするのです。
確かに最初はいろいろと障害があるでしょう。
しかしお互いに自立してこそ、それぞれ一人の大人として対等な関係になれるのです。
自分の自立が母親に冷たい仕打ちではないかと心配する必要はありません。
自立してこれからの人生をイキイキと生きられることこそが本当の親孝行なのです。
いま行動を起こさなければ、あなたは変われません。
マザコン男子から卒業する手順の2番目。
「親とは別居」を決意しましょう。
このままの同居生活を続けていては、母親からのさまざまな干渉を受けて何も変われません。
自分で自立しようと考えたのなら、これまでの古いものに縛られないことです。
物理的に離れることが重要です。
私自身もそのように実行しました。
私は両親との3人暮らしをしていました。
確かに、最初とても不安に思っていましたが意を決して別居することに決めました。
私自身も母親に甘えていました。
ただし母親の方も私に頼りすぎていたので、私はこの生活に本当に疲れてしまって辛かったのです。
親との距離が近すぎると干渉されてばかりでこちらも疲れ、息子をあてにする母親の方だって気疲れしていたのです。
ですから、親子共にエネルギーを回復するため、親との別居が必要なのですね。
母親の影響力が強すぎるのが問題なのです。
影響力から離れて自分自身を取り戻しましょう。
マザコン男子から卒業の3番目。
断捨離しましょう。
人は自分の持ち物が多いほど、気が散って自分が何をしていいのか分からなくなるそうです。
断捨離をして、不必要な物を整理することで自分の意識を高める効果があります。
別居に向けて今自分が持っている物を整理しましょう。
引っ越しの準備を始めます。
これからの新しい自分の生活には、これまで自分を縛ってきた古いモノは必要ありません。
新居で必要なものは新たに購入すればいいのです。
断捨離して不要なモノを処分しましょう。
断捨離は自分にはちょっと・・・と感じるかもしれません。
でも自分の中で断捨離ルールを作れば意外と簡単にできるんです。
まずは難しく考えず、気楽な気持ちでやってみましょう。
断捨離の考え方は次の7つです。
最初からガッチリ決めてやろうとすると、いつまでたっても決められない、どこから手を付けたらいいかわからない、あれもこれも捨てられないと臆病になってしまいがちです。
普段から気になっているところから、気軽にできるところから断捨離を始めます。
必要なもの、不要なもの、迷うものの3つに分け、最初に不要なものから捨てます。
次に迷うものについては少し時間をおき、改めてもう一度必要か不要かを再検討します。
地味ですが、コツコツと進めるしかありません。
少しずつですがこのように進めていくと断捨離がうまくいきます。
例えば家電や日用品の取扱説明書などの書類は、設置したらまず見ることはありませんね。
最近ではインターネットで取扱説明書が見られるんです。
保証期間中なら保管する必要がありますが、代用できるのであれば処分するのがいいでしょう。
思い出の詰まったモノは断捨離するのをためらってしまうかもしれませんが、画像として残せば思い出は残り続けます。
最近はグーグルフォトというとても便利なアプリがあり、画質にこだわらなければ無制限に画像を保管できます。
グーグルフォトで見たいときに画像見ればいいんです。
衣類は傷んだり、伸びてしまったり、デザインが古くなったり、自分自身の好みが変わったりなどで、タンスやクローゼットの中にしまいこんでいることが多いですよね。
さてこの衣類、これから着るでしょうか?
引っ越しのときに余計な費用を払わないためにも、着ない衣類は処分しましょう。
たくさんの断捨離の本が書店に並んでいますね。
どうしても断捨離方法が決められないのなら、本を参考にして実行するのもいいでしょう。
収納家具が多いと、どうしてもそれに合わせてたくさんのモノが集まってしまいます。
私たちは空間が空いているとそこにモノを入れたくなる習性があるんです。
本当に必要な家具なのか考えてみましょう。
もし不要なら思い切って処分です。
断捨離は自分が生活に必要なものだけ残すことです。
断捨離すれば新しい生活を思い浮かべやすくなります。
さらに自分がマザコン脱却の準備をしているんだと実感できて、自分の意識が高まってきます。
自分の中に新しくエネルギーが入ってきやすくなります。
マザコンから脱却した新しい自分の生活の始めるには、これまで古い自分を縛ってきた古いモノたちを断捨離することなんです。
これまですべて家事全般を母親任せしていたのなら、別居した後、自分が家事ができなくて困ってしまいます。
自分の着替えの洗濯、食事、自分の部屋の掃除片付けまで、すべてに渡ってです。
別居したら何でも自分でやらないと物事は進みません。
まずは、母親の手伝いをするといった形でもいいですから練習して覚えましょう。
家事を練習の中身は、掃除、洗濯、料理の3つです。
いずれの家事も、始めのうちは勝手がわからず戸惑います。
でも慣れれば案外簡単だなと感じてくるはずです。
なんだ、こんな簡単なもの、どうして女性はこんなことを面倒臭がっているんだろうと感じられるようになったら、マザコン卒業に向けて素晴らしい前進をしている証拠です。
実は男性のほうが、きめ細やかな仕事ができるのです。
寿司職人、コックなど料理のプロはすべて男性ですね。
お掃除だって、プロで働くのは男性が多いです。
洗濯だって、洗濯王子なんて人までいるぐらいなんですから。
私も同様に母親の手伝いをして家事を覚えました。
自分の持ち物の断捨離を進め、さらに家事がひととり出来るようになったら、引越し先を決めます。
引っ越し先の物件を探すにはこのような手順で進むとよいでしょう。
まず、どんな地域に住んでみたいかを考えます。
できれば、自分の今住んでいる自宅より離れた場所がいいでしょう。
母親の干渉を受けない場所です。
住む地域が決まったなら、インターネットの賃貸情報サイトで、部屋の相場価格を調査してみましょう。
一人住まいなら、ワンルームや1Kぐらいの間取りで十分です。
同時にどの不動産会社がいいかも調べておきましょう。
不動産の知識がないのなら、不動産の物件数を多く取り扱っている会社で、部屋を決めたほうが良いかもしれません。
取扱い物件数が多ければ、それだけ探すのが楽になります。
ネット上でよさそうな部屋が見つかったら、ネット上で申し込みをするか、直接不動産会社に連絡してみると良いでしょう。
ネット上の不動産情報サイトで調べたり、不動産会社に直接出向いたりして、いくつか自分の希望する条件にあう部屋を見つけたら、実際に部屋を確認します。
不動産会社の写真やネット上の物件の画像だけでは、分からないことがたくさんあるからです。
写真のとり方で部屋が広く見えたり、きれいに見えたりします。
さらに部屋についている設備を調べておく必要があります。
確認する項目
設備が古すぎると入居後すぐに故障して使えなくなったりするので、十分に確認します。
エアコンは室内機のカバーを開けて、中がクリーニング済か確認します。
給湯器は古くてボロボロでないかを確認します。
他にも重要なチェック項目
入居までは月々の家賃以外に最初これぐらいの費用がかかります。
部屋が気に入ったなら契約しましょう。
不動産会社から契約前に「重要事項の説明」があります。
部屋の設備や契約全般についての説明を受けたら、契約書に署名捺印します。
部屋を借りるときは、保証人が必要な場合と、保証人無しで借りられる場合と2通りあります。
断捨離をして自分の荷物も整理でき、家事もそこそこできるようになりました。
さらに、自分の新しい城、部屋も決まりました。
いよいよ家を出ることになります。
これまで母親の干渉が強かったのなら、家を出ると両親に告げたときに強烈に反対することが考えられます。
その場合には、こっそり家を出る方法でもいいでしょう。
私の場合はそのようにしました。
母親の影響が強すぎて、親の意向に反することが心理的に苦しかったからです。
母親にはインパクトが強すぎるかもしれませんが仕方がありません。
しかしマザコン男子のままでは一人の男として自立できません。
ここが心理的に一番の難所です。
この難所を越えると人間としてひとつ成長できます。
引越し先の住所を教えたり、部屋の合鍵を渡してしまうと、せっかく自立したつもりでも母親が押しかけてきます。
ここでまた母親に世話を焼かれたなら、そもそも何のために別居したのか意味がなくなります。
両親には引越し先の住所は教えない、部屋の合鍵は渡さないの2点は厳守です。
テレビは引越し先に絶対持っていってはいけません。
テレビは便利な娯楽ですが、テレビをダラダラと見続けるのはただの時間つぶしです。
大切な自分の時間が少なくなります。
テレビの情報をそのまま聞き流していると自分の意識が分散してしまいます。
意識が分散するとは、自分の本当にやりたいことが分からなくなるということです。
テレビの情報は私たちの意識を操作します。
メディアの情報通りに動いていると、マザコン男子から卒業したとしても今度はマスメディアに支配された人間になってしまいます。
マザコン男子からの卒業と同時にマスメディアからも卒業しましょう。
テレビがなくても全く問題ありません。
積極的に外に出るか、家にいるときは本を読んで勉強しましょう。
それがあなたをマザコン男子から卒業させ、一人前の男にするための修行です。
いかがでしたでしょうか。
これは私の実体験を元に書いた記事です。
私の体験もぜひ参考にしてみてください。
マザコン男子のままでは、もし将来両親この世にいなくなったら自分自身が路頭に迷うことになります。
その前までに結婚できていればいいでしょうが、マザコン男子は結婚できないとすっかりイメージが定着した感があります。
マザコン男子を卒業して一人前の男になりましょう。
今回は「マザコン男子からの卒業する手順」という内容で、とてもイメージの悪いマザコンから脱出する手順をご紹介してきました。
マザコンから卒業するには、まず母親から離れて自分自身が自立することが大切です。
不安に感じるかもしれませんが、その不安を乗り越えた先にあなたの明るい未来が待っているのです。
最後までごらんいただきましてありがとうございました。
私が母親との関係で悩んでいた時、相談した方から「両親との別居」を勧められました。
私が相談した方のところにはかなりの数の親子問題が持ち込まれるそうです。
別居を実行にうつすまでが一番精神的につらかったですね。
自分ひとりで本当に暮らせるんだろうか、残された両親は大丈夫だろうかとずっと心配ばかりでした。
でも実行してみたら案外何とかなりました。
ひとり暮らしは寂しいのではないかと思ってましたが、自分の時間を持てるのでずっと充実しています。
前よりも不安がなくなりました。
両親も最初は大混乱したようですが、今は私がいなくても自分たちで生きていこうと努力しているようです。
つまりそれぞれ良い方向へ向かっているんですね。
両親から離れて別居するのは、あなたが考えているほど怖いことではないですよ。
どうぞ安心して行動にうつしてみましょう。
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