好きな人から好かれたい。
恋愛の永遠のテーマですね。
好きな人にストレートに告白するのもいいですが、失敗して心にダメージを受けたくない、自分から告白するよりも相手に告白してほしいと思うときもあります。
好きな相手から好かれるのなら、最高にハッピーですよね。
心理学の方法を使うことで、相手から好かれる方法があります。
この方法はわざとらしくなく、自然にできますよ。
今回は心理学で相手を振り向かせる方法をつかって、好きな人から好かれるようになる考え方をご紹介したいと思います。
好きな人から好かれたいのなら、こちらから相手に頼みごとをするのはいかがでしょう。
頼みごとをするのは抵抗があるかもしれませんが、心理学的には有効な方法です。
頼みごとをされた相手から好かれるようにするのです。
普通なら、好きな人のためには何でもしてあげたくなるのですが、それだけで相手が好きになるとは限りません。
全く逆の発想ですが、相手に頼みごとを応えてもらって、相手の心理が好きになるように仕向けてみます。
なぜ好きな人に頼みごとをすると好かれるのか、その仕組みを見ていきましょう。
興味のなかった相手から頼まれごとをされて、その相手を助けたことで、頼まれた相手の心の中では矛盾が生まれます。もともと興味がなかった自分の考えと、興味のない人の頼みをきいた行動が矛盾しているからです。
頼まれた相手は「なぜ助けることにしたんだろう?」と矛盾した理由を考えます。矛盾の解消に「嫌いな人を助けるはずがない」と自分の行動を正当化します。
「嫌いな人を助けるはずがない」と正当化して「この人が好きだから助けたのだ」と自分の考えを変えます。ここで矛盾が解消されて、相手の心の中ではあなたが好きだに変化しています。
人は、心が不安定な状態になるのを嫌う心理があります。
自分の心の中に矛盾があることを、心理学では「認知的不協和」と言います。
この矛盾状態を無意識のうちに解消するため、自分の行動を正当化して、それに合わせて自分の考え方が変わってしまうのです。
この方法のメリットは、自分から直接好意を伝えなくても良いこと、直接相手に好意を告白して断られるリスクがないことです。
しかし頼みごとが大きすぎると、相手から頼みごとそのものを断わられてしまいます。
逆に頼みごとが簡単すぎると、相手の心の中で認知的不協和が起こりません。
したがって好かれたい相手が引き受けやすく、かつ少し抵抗を感じるような頼みごとをします。
以前勤めていた会社を辞めた後、同じ職場の女性から「お願いしたいことがあるの」と頼まれて、何度かその彼女の手助けをしたことがあります。
私が通った専門学校から資格受講の資料をもらってきてほしいとか、仕事のことで相談があるとか・・・
その彼女には全然関心を持っていなかったのですが、手助けした後は「何だか変な気持ち=好意」が芽生えたような気がしていました。
ただし、そこから進展しませんでした。私の直感で、この人とは一緒にいられないなあと感じてしまったので。
このとき私は「認知的不協和」を経験していたんですね。
私はまだ心理学の効果のことを知らず、なぜこんな気持になるんだろう?と疑問に思っていました。
相手の女性はこの心理学の効果を狙ってたんでしょうか?恐るべし・・・
好きな人に好かれたいなら、まず第一番目にするのは「ほめる」ことです。
人は自分のことが好かれたり、高く評価してくれたりする人を好きになる傾向があります。
人間関係で満足感や評価、賛辞、共感などのことを社会的報酬と言います。
社会的報酬をもらった人は、報酬を与えた相手に社会的報酬を返そうとするのです。
これを心理学では「好意の返報性」と言います。
好かれたい相手が自己評価の低い人の場合は、友人や知人を通した「ほめる」言葉を
ただし自己評価の低い人や自分を激しく嫌っている人をほめたとしても、好意として受け取ってもらえず、お世辞と勘違いされて不快に思わせてしまいます。
そんな相手には友人、知人を通して間接的に「ほめる」言葉を伝えてもらう間接話法が有効です。
人の心理は、本人から直接聞くよりも第三者から伝え聞いたほうが、より信頼がおけると感じるのです。
自己評価の低い人であっても、あなたが「ほめて」いることを第三者から聞いたのならお世辞だと思いません。
直接に「ほめる」より、間接で「ほめる」のが効果があるなんて、人の心理は不思議ですね。
うまく相手に伝わると、好意の返報性が働いて相手から思いもかけない好意が返ってくるかもしれませんよ。
会う回数と好きになる気持ちは比例しています。
初対面で会ったときはそれほど印象に残らなかったのに、何度か会うようになると相手の魅力に気がついて親しくなるのです。
これを心理学では「単純接触の原理」と言います。
好きな人と仲良くなりたいなら、この心理効果を使いましょう。
好きな人と会う機会を積極的につくって、たくさん会うようにします。
会えば会うほど、あなたとその人は親しくなり、相手から好かれるようになります。
日本で職場結婚が多いのはこの原理が働いているからです。
つまり毎日職場で顔を合わせているうちに、お互いに意識してきて惹かれ合うのですね。
さらに、趣味が近いのも親密感を高めることにつながると、ある心理学者の実験で明らかになっています
ただし注意点があります。
どんな相手でも会えば会うほど好きになるわけでありません。
単純接触の原理が有効に働くには、相手があなたに対して多少の好意を持っているか、好きでも嫌いでもない場合でしか成立しません。
相手が良い印象を持っていない場合には、逆に、会えば会うほど嫌わてしまうという実験結果があります。
単純接触の原理を使うのであれば、嫌われていない相手かどうかを確認しておく必要がありますね。
単純接触の原理は、子供の頃によく経験するのではないでしょうか
同じクラスの子が好きになったり、同じ部活の子が好きになったり、毎日顔を合わせていると、親近感を感じてしまうんですよね。
ああ!そう言えば、大人になってからもありました。
そうそう、同じ職場の子を好きになりましたね。
ただ残念ながら、ほぼ全部ですがこちら側の「一方的な好き」で相手からは好意が返ってきませんでした。(涙・・・)
いかがでしたでしょうか。
好きだから、がむしゃらにアタックすることだけが方法ではありませんね。
心理学の方法を使って好きな人から好かれるようにする、というのは案外スマートな方法かもしれませんね。
自分も相手も傷つけずに、お互いを尊重できるのではないでしょうか。
ただし、くれぐれも、この心理テクニックを悪用しないようお願いします。
今回は心理学で相手を振り向かせる方法をつかって、好きな人から好かれるようになる考え方をご紹介してきました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
今からもう36年も前の話。
私が中学3年生のときの話です。
全然顔も知らないひとつ学年下の女の子から告白されたんです。
中学校の卒業式当日に。
嬉しいような、でも全然知らない女の子なのでどうしたらいいのかわからなくて・・・
その子から学生服の第2ボタンが欲しいと言われて、そのボタンをあげました。
確か、その子から花束とプレゼントをもらったと思います。
私があの時、もう少し気が利いていたらと悔やんでいるのですが、結局その子とは一度のデートもせず、何度か手紙のやり取りをしただけでした。
その子が別の高校に入学してからは、ぷっつりと連絡はなくなりました。
何だったんでしょうね?本当にアホな思い出です。あまりに私が子供っぽい。
女の子のほうが成長が早いから、その頃の幼稚な私ではつまらなかったのでしょう!
ちゃんちゃん。おしまい。
さて、こんな私でも今はメンターのおかげで人間的に大人になりました。
えっ、もっと早く大人になれよって?
はい、本当に本当のことですね。
親離れできず、子離れできない環境にいたので大人でありませんでした。
しかし今は独立して自分の自由な時間を持てるようになり、大人になりました。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
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