プレッシャーで仕事が手につかない、大勢の人を前にして心臓がバクバクする、好きな人にどうして告白できないんだろう。
あなたは今、失敗が怖くて緊張と不安で逃げ出したいですか?
「自分はなんてダメなんだろう」と自分を責めていませんか?
失敗が怖い、人に嫌われたらどうしよう、と悲観的になってませんか?
しかし、ちょっと待ってください。
世の中には「プレッシャーを味方につけられる人」がいます。
自信たっぷりにスラスラ話せる人、挽回が無理そうな時でも全然あきらめない人、
無理難題をまるでゲームでもするように楽しんでいる人。
「あの人、どうしてプレッシャーに強いんだろう?」と考えてみたことありませんか?
今回「プレッシャーに負けない8つの方法」をまとめましたので、「前向きに取り組める考え方」「本番でリラックスできるコツ」を実践してもらいたいのです。
あがり症を治したい、もっと積極的に挑戦したい、いざという時には冷静に対処したいと考えている人にオススメです。
プレッシャーに負けそうで、失敗したら怖いと思う時は、このように思っていませんか?
「失敗したら、もう人生は終わりだ」
本番のことを考えたり、先のことを考えたら、手足が震えてガタガタしますよね。
でも、どんなに緊張しても、呼吸が苦しくなっても、焦りの気持ちが強くなっても、それで終わることはまずありません。
「失敗したらもう終わりだ」という思い込みが危険です。
この思い込みが強いから、体が無意識に「これは危険だ。だからやらないほうがいい」と避けようします。
その結果、心臓がバクバクしたり、手足が震えたり、逃げ出したくなります。
絶対失敗できない、と思えば思うほど苦しくなります。
自分は「失敗しても死なない!」と強く考えてください!
プレッシャーに負けそうで、失敗したら怖いと思う時は、深刻な顔になります。
「もしこうなったらどうしよう」
「もし失敗して怒られたらどうしよう」
こんな言葉が頭の中をグルグルと回って、深刻な顔になっていませんか?
深刻になると、笑うことができなくなります。
笑えないから、ますます自分で自分を苦しめていきます。
これは本当に苦しいですね。
プレッシャーに負けそうな時は、嘘でもいいから、無理矢理でもいいから笑ってみましょう。
深刻な顔をしていたらますます苦しくなるだけです。
笑えるようになったら少しずつ楽になってきます。
無理矢理にでも笑顔にすると脳が誤作動を起こして「楽しい」と勘違いするんですね。
笑ってみても不安になる時は、まだ笑い方が足りないです!
笑いたくなくても、笑ってみましょう。
プレッシャーに負けそうで、「失敗したら怖い」と思う時は姿勢が悪くなっています。
前屈みだったり、猫背になったりしていませんか?
周囲から見ると、いかにも自信がなさそうに見えます。
「あぁ、この人は精神的に弱そうだな、大丈夫かな?」
プレッシャーに負けそうになっている様子で、すぐに伝わってしまいます。
逃げ出したいと思っても、グッと胸を張って、そのまましばらく姿勢をまっすぐにしていましょう。
それができたら、腹式呼吸でゆっくり深呼吸をしましょう。
息を吸う時はお腹を膨らませて、息をはく時はお腹をへこませます。
息をはく方に意識を集中してみてください。
顔は上を向けて、笑顔でいることも忘れないでください。
プレッシャーに負けそうで、失敗したら怖いと思う時は、ありえないような失敗をしたり、普段通りできなかったりと、頭の回路がおかしくなってしまったのでは?と思いませんか?
プレッシャーに負けそうな時は本番前に、これまでしてきた努力を思い出してみてください。
「やれるだけのことはやった」「あれだけ練習したんだから、きっと上手くいく」と、これまで頑張ってきた努力を振り返ってみたら、肩の力が抜けてリラックスしてきます。
失敗したって「これだけやってもダメなら仕方ないか」とも考えられるし、最後まであきらめなかったと自分に自信がつきます。
案外失敗しないかもしれませんよ。上手くいったら儲けものです。
プレッシャーに負けそうな時は、「あの時は本当につらかったなぁ、よくやったなぁ」と自分をほめてみましょう。
きっと肩の力が抜けてリラックスしてきます。
プレッシャーに負けそうで、失敗したら怖いと思うのは、「想定外の事態」や「不意の質問をされた時」ではありませんか?
例えばこんな経験はありませんか?
突然のトラブルで普段ならしないような失敗をした、面接で思いもしないようなことを質問されて頭が真っ白になった。
想定外の事態でプレッシャーに負けないためには、「もし、自分だったらどうだろう?」「どんな準備が必要だろう?」と日頃から想像してみるのがおすすめです。
例えば会議の前には「されそうな質問」を考えてみたり、想定外の質問がされたら素直に「わかりません」と答えたり、思ったことをそのまま伝えてはどうですか?
講演やプレゼンを聞く時には、質問タイムの時にどんな質問をすればいいか考えてみるのもおすすめです。「場を和ませるような質問はなんだろう?」「同じような質問では面白みに欠けるから、あまり質問に出ないようなものはなんだろう」と考えると楽しそうですね。
もう一つ大事な点があります。
「すべて完璧にやろうとしない」ことです。
誰だって得意不得意はあります。
上手く答えられなくても「こんなところに苦手意識を持っていたのか」ぐらいの感じで大丈夫です。
「今のうちに失敗しておいてよかった」「次に同じことが起きても大丈夫だ」と前向きに考えればいいんです。
一つのことにこだわりすぎると、プレッシャーに負けやすくなります。
「自分はこれしかない」と自分を追い込んでしまうと、上手くいかなかった場合にはリカバリーするのが難しくなります。
人は緊張やプレッシャーを感じると、「0か100か」といった極端な考え方をしがちなんです。
先ほど「失敗しても死なない!」とお伝えしましたが、この極端な考え方が原因なんですね。
ちょっと意外かもしれませんが「他の分野で充実してみる」ことを考えてみたら楽しくありませんか。
プレッシャーに強い人たちは「仕事以外に少なくとも1つは何かしら趣味を持っている」という特徴があります。サーフィンや釣り、読書、ウォーキング、温泉めぐり、料理、プラモデル制作というようなことをやっています。
プレッシャーを感じている時ほど、こういう時間が大切なんだそうです。
充電期間があることで、本番の時にいつも通りのパフォーマンスができるのではないでしょうか。
趣味でなくても「この人と話せばリラックスできる」「これを食べれば元気が出る」ということでもいいと思います。「おまじない」のようなものかもしれません。
プレッシャーになりそうな時は、いつもの自分になれる「他の分野で充実してみる」ことに注目です。
初対面の人、恋人の両親、取引先の偉い人、面接官、マナーに厳しい人など、ちょっと苦手だなあという人と話すときは、プレッシャーに負けそうになりますね。
友達みたいな話し方はできないし、使い慣れない丁寧な言葉ではギクシャクしてしまうし、失敗したらいけないと思うと、とても怖いですね。
そんな時には、本音で話してみましょう。
不器用でも思ったことをそのまま話した方がすんなり受け止めてもらえることがあります。
「ほめなくちゃいけない」と焦らなくても、素直に「尊敬できる・すごい」と思えば、すんなりと言葉にできて、ほめてもらった方もうれしく感じるはずです。
ただ、苦手意識のある人に対して、ネガティブな言葉や感情は表せませんね。
そんな時には、相手の立場になってみて、相手がどう考えているのか、相手の本音を想像してみましょう。
自分に意識が集中しすぎると周りのことが見えなくなってしまいます。
先ほどもお伝えしましたが、まずは深呼吸して落ち着いてください。
自分の意識を外側に向けて、視野を広げると相手の考えが見えてくるかもしれません。
プレッシャーに負けそうな人は、完璧主義の人が多いです。
完璧主義とは、よく言えば「こだわりがある」「妥協しない」という長所があるので素晴らしいことです。
しかし行き過ぎれば「人より時間をかける」「出来の悪いモノは認めない」という短所が目立つことになります。
「妥協を許さない」姿勢はいいのですが、慎重になりすぎるためになかなか前に進めません。
プレッシャーに強くなるため「質より量にこだわる」考え方に変えてみるのはどうですか。
できるだけたくさんの失敗を経験して「苦手な部分」「上手くいかない部分」を知り、そこを改善していって自分を成長させていくんです。失敗したら怖いと思うことも少なくなると思います。
アインシュタインが残した次のような名言があります。
「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」
恋愛でも仕事でも、人から聞いた知識や情報より「自分で実際に試して感じたこと」の方がずっとに役に立つと思いませんか?
「失敗したら終わりだ」じゃなく「挽回できるチャンスはまだまだある」です。
いかがでしたでしょうか。
プレッシャーに負けそうな時は「ここから逃げてしまいたい」「失敗したら終わりた」なんていう悲観的な気持ちにどっぷりと浸ってしまいます。
しかし、後になって振り返ってみたら「あの時のおかげで、今こうやっていられるんだ」「あれがなかったら、成長できなかったなぁ」と気付かされます。
プレッシャーを感じている時は「自分が成長している時」と受け止めて前向きになってみませんか。
大きな挑戦を前にして後ろ向きになりそうな時、最初の一歩がなかなか踏み出せない時、本番で普段通りの力が出せない時には、今回の7つの方法を少しでも参考にしていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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