人混みの中にいるとぐったりする、相手の本心が分かってしまう、他人の話を聞いていると自分も同じ考えになってしまう。
HSPとエンパスの人たちは日々生きづらさを抱えて暮らしています。
私たちの社会には5人に1人の割合でHSPとエンパスの人がいるそうです。
HSPやエンパスと聞くと特殊でマイナスのイメージを持つかもしれませんが、決してそんなことはありません。
HSPやエンパスの才能を活かすことで、人生をより明るく過ごすことができるのです。
今回は「HSP・エンパスが生きやすくなる方法」という題で、HSPとエンパスの人の特性、エンパスの持つ6つのタイプ、最後にHSPとエンパスの人が生きやすくなる方法を7つご紹介したいと思います。
生きづらさを解消したい方に、自分の才能を開花させたいと思う方に、そんなときに少しでもお役に立ちましたら幸いです。
HSP(Highly Sensitive Person・ハイリー・センシティブ・パーソン)とは、外界から受ける刺激に強く反応してしまう、敏感で感受性の高い人を指します。生き物にもともとある生存本能「危険を察知する能力」が他の人たちよりも高い「スーパー感覚人間」です。
エンパスは相手の感じたことを、自分自身に同調させて同じ反応=共感できる「スーパー共感人間」です。
HSPの人の敏感で感受性の高いことが、相手を感じ取る能力も高さにもつながっています。
したがってHSPであればエンパスと同一視していいと思います。
HSPでも自分はエンパスではないと思う人は、まだ自分の才能に気づいていないだけかもしれません。
エンパスの共感できる能力は次の6つのタイプに分類されます。
相手の体調が分かるタイプです。
例として赤ちゃんの鳴き声を聞くと何で泣いているのが分かる母親の直感、相手の体調が悪いと見ただけで分かる、相手の次の動きが読めるなどがあげられます。
相手の体調を自分の体調に同調=共感するタイプです。
例として相手の体調が悪いと自分も同調=共感して体調が悪くなる、相手の怪我を見て自分も同じところが痛くなる、面接会場で隣りに座った人の雰囲気に影響されて面接で失敗するなどがあげられます。
他人の心が読めるタイプです。
他人の表面的な部分より、声の調子や話す速度、しぐさや目線で他人の心の中が読めてしまいます。
他人の表面上の態度と裏にある内心を同時に見てしまうので嫌な気持ちになりその場にいられなくなります。
例えば他人が哀れんでいる様子を見てそれが演技だと分かるような人は、感情直感タイプです。
他人の感情を自分の感情に同調=共感するタイプです。
他人の感情が完全に自分に乗り移ってしまい、無意識に感情が動いてしまうので疲れやすくなります。
自分の入る集団がプラス感情だとプラスの方向に、マイナス感情だとマイナスの方向に同調します。
例として人混みやたくさんの人が集まるパーティーでぐったりする人があげられます。
他人の思考を自分の思考に同調=共感するタイプです。
他人の考えを自分の中で共感して同じ考えを持ちます。
例として他人の話を聞くうちに自分も同じ考えを持つようになる、仕事の仕組みがよく分かる人と一緒に仕事をするとあっという間に覚えてしまう、知的な人と一緒にいると難しい論理的問題もすんなり解いてしまうなどがあります。
スピリチュアルな世界が見えるタイプです。
眼の前にいる人、触れ合った人、亡くなった過去の賢者、離れたところにいる人のすべての内面をそのまま全部自分のものとして体験=共感できる能力です。
この能力は誰でも備わっているようですが、能力を開発するのは一筋縄ではいかないようです。
ここまでエンパスの6つのタイプを説明してきました。
次に、HSPとエンパスの人が生きやすくなる方法をご説明していきます。
HSPとエンパスの人は、外界からの影響を受けやすく生きづらくなっています。
マイナスの感情が多く存在している場所は特に避けるように気をつける必要があります。
繁華街、満員電車、イベントやセミナのように人が多い場所、競馬場・パチンコ、病院、警察署、お寺・神社、職場などは要注意です。
繁華街に長時間いたら気分が悪くなってきますよね。
満員電車は考えただけでも気分が悪くなります。
イベントやセミナーも大勢の人がいろいろな感情を持ってやって来ます。
競馬場・パチンコなどギャンブルの場所にもマイナスの感情で溢れています。
病院、警察署は病気や事件・事故に遭った人が行く場所なので、出かけるときには対策が必要です。
そこが職場なら、なおさら対策しないといけません。
お寺や神社をパワースポットともてはやしていますが、大勢の人が来るお寺や・神社は注意が必要です。
悩みを持つ人がいっぱいやってくるので、マイナスの影響をまともに食らってしまいます。
占いの館もお寺・神社と同じように悩みを抱えた人がやってきますよ。
職場も注意です。働く人のプラスやマイナスのさまざまな感情の中に入ってしまいますから、対策を考える必要がありますね。
さて、これらすべてを注意していったら最早どこにも行けなくなります。
これでは困ってしまいますね。そこで次の方法があります。
HSPとエンパスの人は他人と自分との境界線がはっきりしていません。
境界線なしで次々と他人のマイナスが自分に入ってきてしまいます。
そこで自分はHSPでエンパスであるという認識をしっかりと持ちましょう。
忘れないでください。これは一番大切なことです。
自分と他人との間に境界線(バリア)を作るようなイメージを持ちます。
その上で「自分と他人の感情は別モノなんだ」「他人は入ってこない」と意識します。
これができるようになると、冷静に周囲を見渡せるようになります。
何度か練習を積んで、他人とのバリアをすぐに張れるようにしていきましょう。
共感バリア用に宝石やアクセサリーを身につけてみましょう。
特にダイヤモンドや金、水晶にはパワーがあって、マイナスの影響をはねつけるそうです。
塩は浄化する力を持っています。
「縁起が悪いから塩をまく」話はご存知ですね。
この方法を利用して他人のマイナスの影響を受けないようにしましょう。
ガラスの小瓶を用意して、中に塩(自然塩を推奨します)を入れて持ち歩きます。
嫌だなと感じたときに、さっと取り出して少し口に含んでみましょう。
そのときに「マイナスの気よ無くなれ」つぶやくと効果が上がります。
HSP・エンパスの人はマイナスの影響を一日中浴びすぎて疲れています。
浄化風呂に入って浄化しましょう。
1.自然塩 50g、2.ヒバの湯 50ml、3.日本酒 180ml
(注意事項)
腸内フローラという言葉が聞かれるようになって久しいですね。
お腹の調子はいかがですか。
腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌と3種類が同居していて、悪玉菌や日和見菌が悪さをはじめると途端に腸内の状態は悪くなり、身体全体の体調まで悪くなってしまいます。
ヨーグルトやキムチに入っている乳酸菌、納豆に入っている納豆菌を摂取して腸内の状態を良くしましょう。
乳酸菌や納豆菌は腸の大切なパートナーです。
腸内の状態をよくするためには、添加物がたっぷり入った食品は避けるようにしましょう。
特にカップラーメンは食べちゃダメのランキング第一位食品です。
カップラーメンに入っている添加物が腸内の細菌のバランスを崩してしまう、つまり悪玉菌と日和見菌が暴れだしてお腹の調子が悪くなってしまいます。
食品を買うときは必ず商品の裏面を見て、原材料の項目を確認しましょう。
どんな添加物が使われているのかチェックし、添加物の入っていないか少ないものを選ぶようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回はHSPとエンパスの人が生きやすくなる方法についてご紹介してきました。
HSPやエンパスの人は外界の出来事を強く感じ取り、無意識に相手と共感する特性があります。
そのため影響を受けやすく疲れやすくなっています。
これまでHSPやエンパスの人は生きづらさをずっと感じながら生きてきました。
しかし自分がHSPやエンパスであると認識し自分に合った対応をすれば、生きやすくなる希望が見えてきたのではないでしょうか。
ご紹介した7つの方法を取ることでHSPとエンパスの人は生きやすくなります。
生きづらさを解消したい方に、自分の才能を開花させたいと思う方に、そんなときに少しでもお役に立ちましたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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