エンパスとサイコパスの決定的な違いとは。
エンパスは敏感で優しい人たち、サイコパスは自分中心で良心を持たない人たち。
私たちの社会の中にはエンパスとサイコパスという全く対極の種類の人たちが存在します。
しかしエンパスやサイコパスの人は自分の特徴を活かして社会の中で様々な役割を担っているのはご存知ですか。
今回はエンパスとサイコパスの人の特徴や社会の中での役割、付き合い方についていろいろまとめてみましたので、ご覧いただき参考にしていただければと思います。
エンパスの人は感受性が強く共感能力が強い人です。
エンパスの人には次のような特徴があります。
エンパスの人は会った瞬間、たちどころに人の感情や感覚が分かってしまいます。
無意識に相手の心の動きが読み取れてしまうのです。
場合によっては他人が声を出していないのに、相手の考えていることが聞こえてしまうこともあるようです。
この能力があるために、エンパスの人は傷ついてしまうこともあります。
相手の表面上の言葉と内心との違いが分かってしまうので、相手が胸の内に隠している怒りや嫉妬などの気持ちを知って、胸が苦しくなったり、傷ついたりします。
共感能力の高いエンパスの人は感情だけでなく相手の身体上の痛みや不調を感じてしまいます。
相手の痛みを、自分の痛みのように感じてエンパスの人は不調になります。
特に学校や職場、人の集まる場所は苦手です。
多くの人たちの感情が渦巻く環境にいると影響されて嫌な気分になり、胸が苦しくなったり胃が痛んだりします。
周りの人たちの体調を感じ取るので人混みは苦手です。
エンパスの人は自分と他人との精神的な境界線がはっきりしていません。
自分と相手との精神的な距離感が近くなると、一緒にいる人に影響されて気分ががらっと変わってしまいます。
それも他人との感情や体調までそっくり同調してしまうのです。
エンパスの人は相手の気持ち分かってしまいます。
したがって「こんな話をしたら傷つけてしまうのではないか」と心配して、自分が思ったことを話せなくなってしまいまう。
エンパスの人は共感能力が高いので、相手の考えが理解できてしまいます。
さらに相手のその考えを無意識のうちに自分の考えの上に上書きしてまうので、自分の考えが話している途中からよく分からなくなります。
またエンパスの人は会う人によって考えが影響されて変わってしまうので、他人から考えがコロコロ変わるとか何を考えているか分からないと言われることがあります。
エンパスの人は共感能力が高くて、他人の心の痛みや体調を読み取れることから、相談に乗ってあげることが多くなります。
しかし共感力が高いがゆえに、相手のマイナスの感情をまともに受けて頻繁にぐったりします。
エンパスの人は共感の能力が高いので、映画やドラマのようなフィクションでもドキュメンタリーでも、心を動かされてしまいます。
怒りや悲しみ、憎しみなどのネガティブな影響は特に強く受けてしまうので、暴力的な映画や残虐なシーンのある作品は、心に強いダメージを受けてしまうこともあります。
良心を持たないサイコパスの人は他人を思いやることや共感することはありません。
そもそも、思いやるとか共感とかの意味がサイコパスの人は理解できないのです。
自分さえ良ければいいと思っています。
自分は間違っていないとも思っています。
嘘をつくことに全く罪悪感がないのが特徴です。
良心を持たないサイコパスの人は表面にはとても魅力的に見え、口が達者です。
自己中心的な性格から、自分を押し通すことしか頭になく、他人を蹴落とすのは何とも思っていません。
サイコパスの人の頭が良かったりすると、社会の中で重要な立場に立っているときがあります。
良心を持たないサイコパスの人は自己中心的な考えを持っています。
周りの人はすべて自分のためにいるのだと本当に思っています。
他人は自分の思いのままだと思い、操ったり利用したりするのが得意です。
良心を持たないサイコパスの人は、快楽主義者で罪悪感を持っていません。
「お酒」や「性行動」「犯罪」などを好む傾向があります。
他人を攻撃する要素も持ち合わせていて、弱い人をよくいじめます。
一夜限りのアバンチュールも大好きで、自分が利用しやすい、都合の良い人をいつも探しています。
その場限りの場当たり的な考えしかなく、長期的スパンで物事を考えられません。
享楽的快楽が一番だと思いこんでいます。
ここまでサイコパスの人の特徴を見ていくと、犯罪に進みやすい人ではないかと考えたくなりますね。
しかし、それはほんの一部の人でしかなく、ほとんどは社会に溶け込んで上手に生活しています
ただ性格が性格だけに周囲とのトラブルは絶えないのです。
次にエンパスの人とサイコパスの人の職業について紹介します。
エンパスの人たちの持つ才能に向いた職業は次の通りです。これらの仕事が多く活躍しています。
小規模会社の経営者
看護師
幼稚園の先生
美容師
セラピスト
カウンセラー
心理学者
人と関わり合いのある仕事をしたり、相手の気持ちをくみ取ることが求められる仕事です。
エンパスの人たちの共感能力の高さを活かした活躍をしています。
次にサイコパスの人の職業です。
サイコパスの人が多い職業は次の10種類です。
CEO
弁護士
テレビ・ラジオジャーナリスト
小売業者
外科医
新聞記者
警察官
聖職者
コック
軍人
口が達者という能力を活かす仕事、周りに関係なく自分中心で進められる仕事、会社の指導的立場に立つ仕事、真実のために周囲をかき分けてでも突き進む仕事などですね。
今あげた職業はどれも相手のことを思いやっていては前に進めない仕事ですので、サイコパスの人に向いているといえます。
さらにサイコパスの人たちは比較的IQが高いため、現在社会では高い確率で成功者になっているのが特徴です。
サイコパスの人が良心を持たないといっても、その能力を良い意味で使うことで社会の役に立つのですね。
ただし、注意しておいた方がいいこともあります。
サイコパスの人が持っている肩書や経歴をそのまま鵜呑みにしていると、サイコパスの人にいいように利用されてしまうということです。
ご注意ください。
社会の成功者がすべてサイコパスとは限りませんが、用心した方がよさそうです。
次にエンパスの人やサイコパスの人との付き合い方を紹介します。
エンパスの人は優して他人の気持ちが分かる人なので、一緒にいるだけでリラックスします。
話し相手にもなってくれる、心優しい人です。
お互いに尊重し合うことで長くお付き合いをしていけます。
ただし、エンパスの人は他人との共感能力が強いので、そのときの感情や体調が周りの影響を受けて、エンパスの人自身が調子を崩すときがあります。
エンパスの人は、人が多くいる場所やネガティブな感情が漂っている環境は苦手ですので、静かで落ち着いた場所で会うといいでしょう。
基本的にサイコパスの人とは関わらないことをおすすめします。
サイコパスの人は他人を利用するのが得意です。ですから、利用されないように、なるべく距離を保つことです。
できるだけ近づかないようしましょう。
さらにサイコパスの人は自分より弱い人をいじめる傾向があり、そのことに罪悪感を感じません。
サイコパスの人には単独で近寄らないことと、明るく元気に振る舞って相手に絶対弱みを見せないことです。
しかし仕事上どうしても付き合う必要がありますね。
そのときはどうすればよいでしょうか。
サイコパスだと気付いた時点で、少しずつ関係を切っていく必要があります。
サイコパスに自分は利用できない人間だと思わせることです。
関係が切れたら絶対に連絡を取ってはいけません。
こんなときは諦めて開き直るしかありません。
職場から逃げられないのが辛いですね。
頭に入れておいてほしいのが、サイコパスの上司は良心がなくて、弱い人間を徹底的に叩くということです。
これを防ぐには、明るく元気に振る舞って相手には絶対弱みを見せないことです。
またサイコパスの上司に対しては、自分がいかに有能でメリットがある存在なのかをアピールします。
サイコパスの上司は自分の利益のために他人を利用しようと考えるので、そこに付け入るのです。
「この人間は自分にプラスになるぞ、だったら手加減したほうがいいな」と思わせるのです。
ただし注意点があります。
上司よりも自分が優秀だと印象を持たせてしまうと逆効果になるのです。
サイコパスの上司が「コイツは自分の地位を脅かす存在になるかもしれない」と考えたら、自分の地位を守るため徹底的に痛めつけます。
サイコパス上司の様子をいつもうかがいながら、自分を出したり引いたりしないとならないのです。
良心を持たないサイコパスの人たちとは本当に恐ろしいですね。
いかがでしたでしょうか。
エンパスとサイコパスは、全く対極にある人たちです。
エンパスは共感能力が高くて相手思いの人、サイコパスは自己中心的で良心を持たない自分のことしか考えない人でした。
エンパスの人もサイコパスの人も、それぞれが特徴を活かして社会で活躍しています。
エンパスは相手の気持ちをくみ取ることが求められる仕事を、サイコパスは指導的な役割の仕事をするなど、社会の中でうまく住み分けているようです。
どちらのタイプの人も社会の中では必要なのかもしれませんね。
今回はエンパスとサイコパスの人の特徴や社会の中での役割、付き合い方についていろいろご紹介してきました。
参考になりましたでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
エンパスとサイコパス。
どちらも両極端な性格ですが、これらの特徴は私たちの中にもあると思いませんか。
私たちの中は、両方の性格が薄まって入っています。
エンパスの性格が強まれば、サイコパスの性格が出てきてエンパスを抑える。
サイコパスの性格が強まれば、エンパスの性格が出てきてサイコパスを抑える。
このように私たちの心の中では両方がバランスを取っているのですね。
ただしこれは身体が健康な時。
身体に何らかのトラブルがあるときは精神のバランスを崩してしまいます。
私が精神のバランスを崩したのは、C型肝炎の治療中でした。
今はほとんど使われなくなりましたが、私が治療中は「インターフェロン」という薬を使っていました。
(現在はインターフェロンを使わないインターフェロンフリーの治療が主流です)
さらに、ウイルスを殺す薬として、皮膚にひどい湿疹がでる「テラビック」という薬も使いました。
(こちらも現在は治療にほとんど使っていないです)
インターフェロンを使うと副作用で発熱したり、うつ病のような状態になります。
人によってはうつにならない平気な人もいるのですが、私はインターフェロンで脳内のバランスが乱れ、精神状態が崩れやすくなる体質だったんですね。
異常に感受性が高くなったり、気力がなくなったりと精神状態がジェットコースターのようにアップダウンしました。
急に悲しくなって泣き出す、訳もなく腹が立って怒り出すという外側に向かって感情が出てくるときと、無気力になって内側にこもり何もできない状態の日々を過ごしました。
抗うつ剤をもらっていましたがちっとも良くなりませんでした。
半年後、あまりにつらい精神状態で病院を転院、そうしたら原因が分かりました。
インターフェロンの投与量が多すぎたのです。
私の体重に合わせれば半分の投与量で十分効果があるんですよと、移った先の病院の先生は優しく教えてくれました。
それにこんな強い抗うつ剤を使う必要はなかったんですよと言われてびっくりです。
インターフェロンの量を減らし、精神病の薬も減らしたのでそこからは精神的な乱れもなくなり、心が穏やかになりました。
この体験をもとにして思うのですが、自分のしていることは本当に正しいのか?病院の先生といえども間違っていないか?と考えてみることだと思います。
前にかかっていた病院の先生は、決められた投与量が絶対だと考えていたせいで、そのため私は薬の影響で精神状態がおかしくなっていました。
「これって本当なんだろうか?」
この考えをいつも持って日々暮らしていくことだと思います。
この考え方は、私のメンターが教えてくれたことです。
メンターはいつも常識にとらわれないようにと教えてくれます。
「これって本当なんだろうか?」
皆さんも毎日の生活であまりにも常識にとらわれ過ぎていないかどうかチェックしてみることをおススメします。
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